書影をクリックするとbk1の紹介ページに、ISBNをクリックすると、はてなの紹介ページに飛びます。

東京創元社の新刊案内はこちら。http://www.tsogen.co.jp/np/index.do#kongetsu

  • オンライン書店ビーケーワン:カネと野望のインターネット10年史 『カネと野望のインターネット10年史(扶桑社新書)IT革命の裏を紐解く』井上トシユキ著、扶桑社、2007.6、ISBN:4594053866

資料

書影をクリックするとbk1の紹介ページに、ISBNをクリックすると、はてなの紹介ページに飛びます。

  • オンライン書店ビーケーワン:新・外国人留学生のための面接合格するための本 『新・外国人留学生のための面接合格するための本』目黒真実著、凡人社、2007.5、ISBN:4893586408

オートマ限定解除検定(2回目)

苦節半年(くらいじゃ苦節とは言わないか)、規定時間をオーバーすること6時間、補講含めて10時間の乗車、2回目の受験にしてやっと合格しましたよ、オートマ限定解除検定。今週末が合格期限だったので、本当に薄氷を踏む思いでした。こんなに危ない橋を渡ったのは久しぶりだ。

まあ、いろいろラッキーではあった。前回の検定は、普通の卒業検定の人たちに混じっての受検で、ただでさえ緊張するところを1番手でドライブ。緊張に輪がかかった。それに比べて、今日は同乗者なしの単独受験。コースの説明も1対1だったので、ここぞとばかり、教官にクラッチの操作を聞きまくった。聞いといてよかったなあ、と思ったのが苦手な坂道発進のやり方で、「坂道発進でのアクセルは、あくまで補助的な要素なので、回転数とか別に気にしなくて構いません。クラッチを上げ過ぎたらエンストするけど、クラッチの上げ幅が足りなくて後退したら、右足は気にせず、左足を上げればいいんです。いちいちやり直さなくても、勝手に前進しますよ」との説明に、大変安心した。これまで坂道発進をアクセルとクラッチの兼ね合いだと考えていたので、「アクセルはとりあえず踏んでおく程度」というのは目から鱗だった。それから、普通の走りから半クラッチの徐行に移行するときも、クラッチ操作だけで大丈夫なこととか、クランク内は、エンストしないようであれば、クラッチを切る必要はないとか。ついでに、後輪が脱輪したときは、ハンドルそのままで後退し、前輪が障害物にぶつかりそうになったときは、ぶつかった方向にハンドルを切りながらバックするとか。この辺り、オートマでわかってなきゃならないところなんだけど、何せ広いところでしか運転も駐車もしないもので、あまり頭に入っていないのだった。

「こういうやばいことになったらどうしよう」という疑問が全て解決したところで、もう一つのラッキーが。「試験では教官と教習生二人だけだとまずいので、検定員の試験を受ける若手がもう一人乗ります」ということで現れたのは、この教習所の中で一番ハンサムなおにーちゃんだったのだ。オートマ教習でお世話になって以来縁がなかったけど、最後にお目にかかれるとは。「これは受かるかも」と思うが、前回の検定でもそう思ったんだっけ、と気を引き締める。

今日のコースは、坂道発進、クランク/S字、方向転換の順番。最初の坂道発進がえらくスムーズにできて、走行中の半クラッチへの移行も、足が勝手に動いてくれる。方向転換のとき若干無駄な操作があったけれど、こちらも無事切り抜ける。なまじ楽に動かせるようになったせいか、ギアチェンジの度に、雑い足さばきで車体ががくがくするのには苦笑い。エンスト1回。でも「一発停止」のミスは無し。

「もし落ちるとしたら、自分では気づいていない脱輪か何かだな」と、結構余裕で車を降りる。「細かいミスは結構たくさんあったけど、重要な部分は全部クリアしてたから合格にしました」というのが教官の弁。検定を担当する教官は、いつも初めての方だけど、説明上手で助かった。ご本人にはわからないでしょうが、なんとかなったのは、事前講義のおかげが大きいと思う。感謝。

合格証を受け取り、もう一度補講を受けるつもりで払い込んでいた5千円弱を払い戻してもらって、教習所通いも終了である。6月から限定解除の手続きが変わるので、できれば今週中に試験場で手続きを済ませてほしい由。

後でわかったのだが、追加の検定を受けることになっても、かかる費用は補講の5千円だけだった。当初支払った4万円に、6回分の実車費用が3万円。結局、今回の限定解除に7万円程度費やしたことになる。

終わってしまえば楽しい思い出ばかり(というのは、受かったから言えることです。わかってます)。マニュアルの運転そのものに特に興味はないが、やっぱり走ってみたい気はする。夏は友人のマニュアル車で、晴れてドライブ旅行だな。