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- 『じろじろぞろぞろ(きゅーはくの絵本)』九州国立博物館企画・編集、フレーベル館、2005.10、ISBN:4577031612
"とある港に大きな黒い船が…。いったいどこからきたのかな。どんな人や荷物をのせてきたのだろう。日本人と南蛮人の出会いの風景をのぞきます。南蛮屏風を紹介した絵本。" そういえば、九州国立博物館がオープンしたんだよね。次の帰省のときは寄るべし。
- 『まいごのぴーちゃん(きゅーはくの絵本)』九州国立博物館企画・編集、フレーベル館、2005.10、ISBN:4577031604
"ある晴れた日、色絵皿から飛び出した小鳥のぴーちゃんは、さまざまな花鳥文様の世界で遊ぶうち、まいごになってしまいました。ぴーちゃんは、無事お家に帰れるのでしょうか? 柿右衛門様式の色皿を紹介した絵本。"
- 『天草潮風紀行』小林健浩著、弦書房、2005.10、ISBN:4902116448
"生まれ育った天草を、新しい視点で撮り続けて11年。心をこめて贈る天草のカラーガイド。写真1点ごとに撮影位置図を掲載。ふるさと再発見の魅力がいっぱいの一冊。"
- 『図説平家納経』小松茂美著、戎光祥出版、2005.10、ISBN:4900901601
"海上社殿として名高い厳島神社の奥深くに平家納経は守り伝えられてきた。絵画・書・工芸・歴史、世界に冠絶の至宝。古筆学の第一人者が追い求めた60年に及ぶ研究成果を、カラー図版156枚を駆使して再現する。"
- 『讃岐漆芸 工芸王国の系譜』住谷晃一郎著、エーアンドエー・コミュニケーションズ、2005.10、ISBN:4309906508
"豊かな風土・歴史を誇る高松に生まれ、そして育まれ、現代日本の代表的伝統工芸として見事に開花した「讃岐漆芸」の技法書であり、その歴史と伝説的名匠玉楮象谷をはじめとする、代表的作家の作品を集大成した美術書。"
- 『検証・山内一豊伝説(講談社現代新書)「内助の功」と「大出世」の虚実』渡部淳著、講談社、2005.10、ISBN:4061498126
"「千代」の内助の功はどこまで本当か? 「土佐藩主」は大出世ではなかった−。「歴代公紀」をはじめとする膨大な史料を駆使して、一豊夫人の数々の逸話に触れつつ、「伝説」とは異なる新たな一豊像を提示する。"
- 『御土居堀ものがたり』中村武生著、京都新聞出版センター、2005.10、ISBN:4763805665
"アジア、西洋を歩くと街をぐるりと取り囲む都市城壁が見られる。京都にも構築された「御土居」が該当するのになぜか堀、「京都の御土居堀」がある。城壁と堀がなぜセットになっているのかを検証する。"
- 『鳥屋に鳴る鐘 洞窟観音物語』佐藤吉男著、N/A、2005.10、ISBN:4861321379
"旅の僧が一体の仏像を背に守門大倉の地にやってきた。その仏像は行基作と伝えられる三面六臂の馬頭観音像。以来、近隣近郷の厚い信仰を集めること760年余り。中越地震で大きな被害を受けた今、由来、変遷をたどる歴史物語。"
- 『中国山水画の誕生』マイケル・サリヴァン著、中野美代子/杉野目康子訳、青土社、2005.11、ISBN:4791762134
"中国の山水画は、岩や木、あるいは山や川ということばをとおして語られた、中国人の人生観そのものにほかならない。悠久の風景を写し、時代を超えて人々を魅了する山水画の、漠々たる魅力の本質を探る。"
- 『神像呪符「甲馬子」集成 中国雲南省漢族・白族民間信仰誌』川野明正著、東方出版、2005.10、ISBN:488591907X
"中国雲南省の各地に伝わる神像呪符「甲馬子」を図版とともに解説。また、それにまつわる祭祀習俗や伝承にも触れ、漢族を中心とする中国と少数民族の民間信仰文化の有り様を、それぞれのテーマに従って考察していく。"
- 『モダン・アート・オブ・ジャパン』G.B.、2005.11、ISBN:4901841432
"現役で活躍している日本を代表するアーティスト38人による40作品を収録。その手法は、写真、CG、マンガ、彫塑、ビデオ、グラフィックデザインなど多様性に富んでいる。日、中、英、仏の4か国語による解説付き。"
- 『テリー・ジョンスンひみつ手帳』テリー・ジョンスン著、G.B.、2005.11、ISBN:4901841424
"センスの塊が贈るセンスの原石! テリー・ジョンスンのアイデアソース集であると同時に、それ自体が手帳アートとも言うべきコラージュ作品でもある、スケッチブックとスクラップブックを兼ねたスケジュール帳をカラーで公開。" なんの本かと思うよ。
- 『映像の発見 アヴァンギャルドとドキュメンタリー』松本俊夫著、清流出版、2005.10、ISBN:4860291352
"伝説的な名エッセイ「前衛記録映画論」をはじめ、エイゼンシュタイン、ゴダール、ブニュエル、アントニオーニ、レネなどの世界的名作を独創的な視点で論じる。映像表現の可能性、映像芸術の課題を見事に解き明かした名著。"
- 『宝塚歌劇支局 1』薮下哲司著、青弓社、2005.10、ISBN:4787272039
"公演評を中心に、感動の演技を見せた芝居や心躍らせるミュージカルなど、OGの活躍もつぶさに紹介。温かな評価の中に厳しい注文もつけるレポート集。『スポニチ』ウェブサイト連載2004年〜05年8月末分までをまとめる。"
- 『ダイアモンド博物館 最高の宝石の歴史と科学』藤田英一/大嶋隆一郎著、アグネ技術センター、2005.10、ISBN:4901496271
"ダイアモンドの歴史、産出過程、加工・研磨法など宝石としてのダイアモンドを紹介し、結晶学、科学結合などの工業あるいは日常生活上の工具、さらには半導体素子としての可能性を示し、新しい炭素系新材料も紹介する。"
- 『エリック・サティ覚え書』秋山邦晴著、青土社、2005.11、ISBN:4791762142
"しなやかで豊かなメロディの「白い音楽」、あるいは「環境の音楽」を通じ、ますます人気沸騰の奇才音楽家エリック・サティ。20世紀音楽の先駆者のおかしみに彩られた生涯とその時代を、多角的な視点から捉えた評論。"
- 『ナルシスティックな人格』矢幡洋著、春秋社、2005.10、ISBN:4393332431
"現代社会に特徴的な人格、ナルシズム。その特徴と生態を、女性に首輪を嵌め奉仕させた「監禁皇子」などの事例とともに詳しく解説。ナルシズムと暴力の関係にも着目し、DVやひきこもりなどの問題解明にも新しい知見を示す。"
- 『メタマジック・ゲーム 科学と芸術のジグソーパズル』D.R.ホフスタッター著、竹内郁雄/斉藤康己/片桐恭弘訳、白揚社、2005.10、ISBN:4826901267
"奇才ホフスタッターが、音楽、ナンセンス、ゲーム理論、分子生物学などをめぐり、マジックとロジック、諧謔と厳密を駆使して思考の限界に挑む。日本版『サイエンス』に1981〜83年に渡り連載したコラムを元にまとめる。"
- 『線文字Bを解読した男 マイケル・ヴェントリスの生涯』アンドルー・ロビンソン著、片山陽子訳、創元社、2005.10、ISBN:4422202308
"ヨーロッパ最古の文字を解読するという20世紀最大の偉業を成し遂げた男は大学も出ていない古典言語学には素人の建築家だった。天才の一生と解読のすべてを描く。"
- 『構造化4バイトコードによる多言語漢字の符号化』斎藤秀紀著、早稲田出版、2005.10、ISBN:4898273009
"文章表記の電子化において、一般化されたJIS X0208では、古典・漢籍などの電子化機能に限界がある。現行の2バイトコードに対し、大幅な拡張機能と情報や機能の構造表現において有益な4バイト構造を解説。"
- 『原始仏典 第7巻 中部経典』中村元監修、森祖道/浪花宣明編集、春秋社、2005.10、ISBN:439311227X
"「逐一の観察(アヌパダ経)」「身体にむけた注意(念身経)」など第107経から152経までを収録。全7巻完結。"
- 『此処彼処』川上弘美著、日本経済新聞社、2005.10、ISBN:4532165377
"近所の川べりからマダガスカルの森まで。いとおしく、懐かしい場所を、のびやかな筆致で辿る連作エッセイ集。『日本経済新聞』連載を単行本化。"
- 『激流』柴田よしき著、徳間書店、2005.10、ISBN:4198620792
"「わたしを憶えていますか?」 澄み切った音色でフルートを吹いていた少女は修学旅行中、消息を絶った。20年後、同級生達に突然届いたメール。少女は生きていたのか−? 『問題小説』掲載作品を大幅に加筆修正して刊行。" こういうモノクロのぼわっとした輪郭に弱い。
"あなたはなぜ旅をしているのですか? ノベル「旅人の話−You−」と「キノの旅」イラスト集を収録。珠玉の言葉と美麗なイラストが織り成す少し切なくて、でも少し元気になる、そんなお話をあなたに−。"
- 『玉響荘のユーウツ(Tokuma novels Edge)』福田栄一著、徳間書店、2005.10、ISBN:4198506825
"借金返済に窮地に追い込まれたメイド喫茶の元店長だが、亡くなった祖母のアパートを突然相続することに。アパートを売却して借金返済と小躍りしたが、住人全員が退室届にハンコを押さなければならなくて…。コメディー小説。" 『A HAPPY LUCKY MAN』に続く第二弾。
- 『暗闇神事猿神の舞(Tokuma novels 新伝奇)朱雀十五シリーズ』藤木稟著、徳間書店、2005.10、ISBN:4198506795
"昭和13年、戦争が深刻化するのと比例して、猟奇的な犯罪が頻発する帝都。浅草で人気の歌舞伎一座・猿田屋では、襲名の儀式の最中、家宝の神刀で一族のひとりが惨殺され…。名探偵・朱雀十五が、禁断の「人魚伝説」に挑む!"
- 『落語名人会夢の勢揃い(文春新書)』京須偕充著、文芸春秋、2005.10、ISBN:4166604716
"落語レコードの名プロデューサーは神田明神のそばに生まれ、寄席通いに明け暮れた。記憶に残る名人たちの高座姿から楽屋で垣間見た素顔まで、共に歩んだ落語の半世紀を語る。"
- 『日露戦争勝利のあとの誤算(文春新書)』黒岩比佐子著、文芸春秋、2005.10、ISBN:4166604732
"ちょうど100年前、東京は初の戒厳令下にあった。ポーツマス講和に反対し、日露戦争続行を叫ぶ新聞はなぜ転向したか? 権力とメディアの抗争から近代日本を捉え直す歴史ノンフィクション。"
- 『歴史を学ぶということ(講談社現代新書)』入江昭著、講談社、2005.10、ISBN:4061498118
"軍国少年として終戦を迎え、高校卒業後、渡米−。シカゴ大学、ハーヴァード大学で長年教鞭をとってきた歴史家が、いかにして歴史と出会ったのかを綴る。歴史を学び、歴史と向かい合うことの意味とは。"
- 『誰も「戦後」を覚えていない(文春新書)』鴨下信一著、文芸春秋、2005.10、ISBN:4166604686
"食糧難、殺人電車・列車、間借り、闇市、預金封鎖、美空ひばり、復員野球、ラジオ文化など、日本の最も長かった「誰もが忘れかけている」敗戦直後の5年間を、常識破りの視点からふり返る。"
- 『美智子皇后と雅子妃(文春新書)』福田和也著、文芸春秋、2005.10、ISBN:416660466X
"同世代の著者だからこそ見えてくる皇太子の苦悩に共感しつつ、夫と妻、母と子など、皇室内の人間関係を多角的に検証。象徴天皇制の限界を超える新しい皇室像を探った画期的論考。「人格否定発言」以降の重要会見も全文掲載。"
- 『子どもが壊れる家(文春新書)』草薙厚子著、文芸春秋、2005.10、ISBN:4166604708
"「普通の家庭」から生まれた少年Aや佐世保事件の加害女児。共通点は親の過干渉と、予想を上回るゲームの悪影響。少年犯罪加害児童の生育歴に法務省東京少年鑑別所・元法務官の著者が迫る。子育て不安の時代に指針となる一冊。"
- 『いのち(文春新書)生命科学に言葉はあるか』最相葉月著、文芸春秋、2005.10、ISBN:4166604740
"生命誕生の瞬間に「人の手」が入ることの功罪とは? クローン、脳死、ES細胞、遺伝子診断…。哲学、宗教、医療など各界の第一人者との対談を通して、最先端の生命科学の過去・現在・未来に迫る。"
- 『ゲノム創薬』坂田恒昭著、薬事日報社、2005.8、ISBN:4840808538
"ここ数年で飛躍的な発展を遂げたゲノム創薬。DNAの発見から医薬品への応用の歴史、DNAの並びである遺伝子、その総体であるゲノムがどんなもので、どのように医薬品の創製や適正使用に応用されているかの現状を述べる。"
- 『そこが知りたい精神科薬物療法Q&A』染矢俊幸/下田和孝/渡部雄一郎編、星和書店、2005.10、ISBN:4791105877
"抗精神病薬・抗うつ薬・抗てんかん薬などの薬剤の治療法、副作用・相互作用を含めた注意点などをQ&Aで解説。『臨床精神薬理』に連載中のシリーズに加筆編集。"
- 『学生のためのフィールドワーク入門』アジア農村研究会編、めこん、2005.10、ISBN:4839601852
"アジア地域の研究に関心を持つ大学生や大学院生が初めてアジアでフィールドワークを行なう時に必要となる知識や技術、およびその習得方法について、学生・院生たち自身のタイ、上海、マレーシア等での経験をもとに概説する。"
- 『東アジア「反日」トライアングル(文春新書)』古田博司著、文芸春秋、2005.10、ISBN:4166604678
"中華思想の本家・中国。小中華の韓国。ゲリラ国家の北朝鮮。彼らの「国是」である反日の起源をたどり、各国の主張を実証的に説得力をもって論破。日本のとるべき道と、東アジアの共生共存の可能性を探る。"
- 『本が崩れる(文春新書)随筆』草森紳一著、文芸春秋、2005.10、ISBN:4166604724
"とつぜん、崩れる。地震で崩れる。何万冊もの蔵書が、凶器となって、ふりかかる。これは読書の快楽への罪なのか。崩れた瞬間からはじまる抱腹、超絶、悪夢の本との格闘技。『ユリイカ』などに収録したものを一冊にまとめる。"
- 『わが子に教える作文教室(講談社現代新書)』清水義範著、講談社、2005.10、ISBN:406149810X
"小学生の作文指導歴十数年、200人を教えたシミズ教授が、かわいい小学生の文章を熱烈添削。作文は必ずうまくなる! 具体的にまず何をしろ、というアドバイスが満載。『週刊現代』の連載を単行本化。"
- 『短歌学入門 万葉集から始まる〈短歌革新〉の歴史』辰巳正明著、笠間書院、2005.10、ISBN:4305703025
"人はなぜ歌うのか。その歴史を、無名の古代の男女たちが恋愛の成就のために互いに歌を掛け合う「歌垣」の競作に見出し、短歌の歴史から日本人の精神史を明らかにする「短歌学」入門書。響短歌会会誌『響』連載に加筆。"
- 『沖縄のおいしい人たち(集英社be文庫)』平松洋子著、集英社、2005.10.20、ISBN:4086500981
- 『世界を旅する「大迷路」』アンナ・ニルセン作・絵、荒木文枝訳、PHP研究所、2005.10、ISBN:4569685668
"左ページの緑の旗から出発、ややこしい迷路を通り抜けて右ページの赤い旗を目指そう。北極地方、ニューヨーク、アマゾン川、ヨーロッパ、モスクワ、ソウルなど世界各地を、複雑な迷路を制覇しながら旅する絵本。"