1. 月刊Pen 2005/10/15号 「集合住宅で、豊かに暮らす。」

おしゃれである以外の価値が問われるようになってきたってこと?(普通はそのおしゃれな部屋にすら住めないけど)。でも結局は風と光と緑ってことなのかな。段差つけるの流行中?

2. 見にいきたい映画とか

もう「頭文字D」は、二週間前にこっそり見ちゃったんだー。峠を攻めることに命をかけている走り屋たちを瞠目させたのは、注文の豆腐を壊さないよう毎朝山までの配達を繰り返すうちに、驚異のドライビング・テクニックを身につけてしまった豆腐屋の小僧だった...。香港上げて売り出し中のエディソン・チャンショーン・ユーを向こうに回して主役を張った台湾のジェイ・チョウ、「天才アーティストとして台湾、中国、東南アジアなどで人気を独占してきた実力派」と謳われるだけあって、堂々の演技でした。一重まぶたで決してハンサムではないんだけど、彼がぼーっとした顔で片手はハンドルから離したまま、飛ぶように峠を下っていく姿は忘れられない。スタッフも「インファナル・アフェア」組なので、映画としての出来も申し分なく(と私は思ったが)。「NANA」の出来は、あれを上回っているかな?無理だろうな。

サーキットで初めてドリフトを見たときは、オイルとタイヤの匂いで頭が痛くなり、「何をあんなにぐるんぐるんやってるのさ」と思ったものですが、あれは、山道を駆け下りるためのテクニックだったのね。上海でのF1開催といい、この「頭文字D」のヒット(香港、中国、マレーシア、シンガポールで『スターウォーズ エピソード3』を抜き各国でナンバーワンの入場者数を記録している)といい、いよいよ本格的に、中国に車を売りまくる態勢ですね。ENEOSは派手に登場してたけど、車のメーカーの協賛は?(わかんなかった)

ほぼ全員中国系のキャスト/スタッフが、日本人の原作による漫画を日本で実写化し、日本人の役柄をオール中国語で演じることにはほとんど違和感がなかったけれど、なぜ、ああいう役柄の女子高生だけが日本人(鈴木杏)だったのかな。それだけはちょっと引っかかった。そして、繊細さが持ち味のハンサム・ボーイ、ショーン・ユーのちょびひげとパンチパーマには強烈な違和感が(笑)。

最後に、ジェイ・チョウの情報がたくさん載ったブログを紹介しておきます。 http://jay-chou.cocolog-nifty.com/blog/

<追記>はてな内では「頭文字D」そんなに人気ないのかな?「車」×「香港」という、一般的には特殊なジャンルだし。かといって、原作に思い入れがある人たちにとっては、全く別物になっているのだろうし。そんな中で好意的な感想を書いていた方はこちら。 http://d.hatena.ne.jp/lifecompilation/20051016

<追追記>はてなで感想をたぐろうと思ったら、全角の「頭文字D」と「イニシャルD」も見なきゃいけないのね。ということで、感想もう一つ。 http://d.hatena.ne.jp/korohiti/20051019