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- 『カーテン 7部構成の小説論』ミラン・クンデラ著、西永良成訳、集英社、2005.10、ISBN:4087734358
"クンデラ12年ぶりの評論集。「ドン・キホーテ」を中心に、カフカ、フロベール、トルストイ、大江健三郎らの作品を分析し、新しい照明を当ててみせる。「小説」という芸術の魅力を堪能できる、クンデラ版世界の小説史。"
- 『ほとんど記憶のない女』リディア・デイヴィス著、 岸本佐知子訳、白水社、2005.11、ISBN:4560027358
"「12人の女が住む街に、13人目の女がいた…」 悪夢的ショート・ショートからリアルな超私小説まで、ちょっとひねくれたあなたに贈る51の短編。" 岸本さんの新作だ。
- 『最後の注文(Crest books)』グレアム・スウィフト著、真野泰訳、新潮社、2005.10、ISBN:4105900501
"「おれが死んだら、マーゲイトの海にまいてくれ」 亡き友の願いをかなえるため、4人の男が海へと向かう−。それぞれが抱える想い、そして過去を乗せて、弔いのドライブは進む。ほろ苦い人生を陰影ゆたかに描いた傑作長篇。"
- 『メジャーリーグ、メキシコへ行く(海外文学セレクション)メキシカンリーグの時代』マーク・ワインガードナー著、金原瑞人訳、東京創元社、2005.10、ISBN:4488016448
"フリーエージェント制、選手組合、すべてはここから始まった−。黒人がメジャーリーガーになれなかった時代、米国球界を騒がせた野球におけるメキシコ戦争を描く。"
- 『アルファベット・ヒックス(論創海外ミステリ)』レックス・スタウト著、加藤由紀訳、論創社、2005.10、ISBN:484600645X
"元弁護士のタクシー運転手、アルファベット・ヒックス。偶然乗せた女の、産業スパイの濡れ衣を晴らしてほしいという依頼は殺人事件へと発展する…。ネロ・ウルフの影にいた、もうひとりの探偵登場!"
- 『さらば死都ウィーン(美術修復師ガブリエル・アロンシリーズ)』ダニエル・シルヴァ著、山本光伸訳、論創社、2005.10、ISBN:4846005569
"任務を帯びて赴いた街は、ガブリエルにとって禁忌ともいうべきウィーンだった。人類の負の遺産ホロコーストの真実を巡り展開される策略は、感傷と非情の狭間で、遂に実行に移された…。ガブリエル・アロンシリーズ第2弾。"
- 『死ぬときはひとりぼっち』レイ・ブラッドベリ著、小笠原豊樹訳、文芸春秋、2005.10、ISBN:4163243305
"夜霧に沈む港町。住民が怪死を遂げてゆく。その謎を追う男は迷宮に迷いこむ…。名匠の静かな叙情が冴え渡る幻想探偵小説。「黄泉からの旅人」「さよなら、コンスタンス」へと続く、ハードボイルド三部作の第一作。"
- 『C.S.ルイス物語 ナルニア国の創り手』エレーヌ・マリー・ストーン著、沢田澄江訳、原書房、2005.11、ISBN:4562039604
"「ナルニア国ものがたり」の作者、C.S.ルイス。敬愛に満ちた眼差しで、綿密な調査、研究を行い、事実に裏づけされたルイスの人生を綴る。「ナルニア」に描かれた善悪の規範を忠実に守り、実践したルイスの姿とは。" この表紙だとあんまり読みたくならないなあ。
- 『新リア王 上』高村薫著、新潮社、2005.10、ISBN:4103784040
"父と子に立ちはだかる壁はかくも高く険しいものなのか−。「終わりの始まり」が露見した永田町と、核がらみの地域振興に手を出した青森。政治一家福沢王国の内部で起こった造反劇は、父から息子へと決然と語り出される。上巻。" 下巻も出てます。
- 『瞽女の啼く家』岩井志麻子著、集英社、2005.10、ISBN:4087747786
"明治の御世、岡山県の村落に、盲目の女達が暮らす屋敷があった。いつしか不吉な影が屋敷を覆い始め、「それ」は姿を現した…。妖しく幻想的な長編小説。『小説すばる』に掲載されたものを加筆訂正して単行本化。"
- 『電気女』立花種久著、パロル舎、2005.10、ISBN:4894190494
"淫夢、慈雨、百家斉放、三角地帯、逢魔が時ニ、狐火ハ、花売る男、あめふらし、鉄魚、旅籠ノ、磁気嵐、魚町、螺旋、召喚状…。日常の地平にぽっかり口を空ける迷界への這入り口。いざ、迷路へ。"
- 『夜市』恒川光太郎著、角川書店、2005.10、ISBN:4048736515
"何でも売っている不思議な市場「夜市」。幼いころ夜市に迷い込んだ祐司は、弟と引き換えに「野球選手の才能」を手に入れて…。第12回日本ホラー小説大賞受賞作。"
- 『わたしが愛した愚か者(D〓j〓−道場)』永瀬隼介著、文芸春秋、2005.10、ISBN:4163244107
"リストラされ、ひょんなことから空手道場を預かることになった藤堂忠之。元同僚で恋人の悠子ら、周囲の人間に振り回されながらも空手一筋、といきたいところだが…。『別冊文芸春秋』連載の単行本化。「D〓j〓−道場」続編。"
- 『テロの社会学』佐伯啓思/大沢真幸著、新書館、2005.11、ISBN:4403231047
"世界に否! を唱える人に私たちはどう答えるのか? 現代社会の欺瞞を暴き、自由民主主義の欺瞞を暴く保守核心の激論激突。"
- 『護憲派のための軍事入門』山田朗著、花伝社、2005.10、ISBN:4763404512
"ここまできた日本の軍事力。軍事の現実を知らずして平和は語れない。本当に日本に軍隊は必要なのか? 新聞が書かない本当の自衛隊の姿、東アジアの軍事情勢を伝える。"
- 『緊急発売!負けた。9.11総選挙』ギル*バート著、ライブドアパブリッシング、2005.11、ISBN:4779400287
"2005年9月11日、衆議院総選挙。半数の民意は死んだ。無駄になった投票数、3307万1923票! 本気で日本を考えたにもかかわらず落選した31名の候補者に取材し、その国会に届かなかった声を集録する。"
- 『最後の恋文天国のあなたへ 「新井将敬の妻」は私の天職だった』新井真理子著、エビデンスコーポレーション情報センター出版局、2005.11、ISBN:4795844321
"喪失の向こう側にある希望。私の人生は、あなたへの愛を試されるためにあったのかもしれない…。自殺により政治家の夫・新井将敬を亡くした妻が、7年の沈黙を破り「夫婦とは何か?」を世に問う、衝撃と感動の手記。"
- 『不肖・宮嶋誰が為にワシは撮る』宮嶋茂樹著、大和書房、2005.10、ISBN:447939124X
"眼光、病院、祈り、女、動物…。さまざまなフレームで切り取った、人殺しから大統領までの肖像を一挙に330人。不肖・宮嶋がコツコツと撮りためた一期一会の瞬間をここに公開。鋭い批評に溢れたキャプションも添える。"
- 『村が消えた(祥伝社新書)平成大合併とは何だったのか』菅沼栄一郎著、祥伝社、2005.11、ISBN:439611026X
"全国に568あった村が、大合併で198に! 奇妙な地名、議員の増大、不便な分庁舎方式、合併特例債という国からのアメと、地方交付税減額というムチに揺さぶられる財政。健全な地方自治とは何か。平成大合併の構造に迫る。"
- 『高齢社会に生きる 住み続けられる施設と街のデザイン』上野淳著、鹿島出版会、2005.11、ISBN:4306044580
"高齢化社会の世紀を迎え、安心して住み続けられる住居・施設・街のデザインとは何か。多様な高齢者施設の体系をわかりやすく解説し、さらにそれらの設計・計画のための指針を示す。"
- 『家庭内で起こる暴力とファミリーサポート 市民サポーターのエンパワメント』山西裕美編著、中央法規出版、2005.10、ISBN:4805826398
"児童虐待やDV、子どもから親へ、高齢者虐待など、家庭内で起こる暴力の問題を抱えた人に対し、問題が深刻になる前に、社会的なサポートを提供する支援団体を地域でつくっていくことができないかを考える。"
- 『原爆碑を洗う中学生(母と子でみる)』小林文男著、草の根出版会、2005.10、ISBN:4876482241
"長崎市で被爆し、東京での教諭時代にヒロシマ修学旅行を実現、退職後は私財を投じて全国の修学旅行生の平和学習を支えた江口保さん。被爆60周年を機に、彼の著書や友人たちの交友談等を参考にまとめた、ひとりの教師の評伝。"
- 『いのちと平和を学ぶ今日は何の日366日 インターネットだけでは学べない近現代史』歴史教育者協議会編、教育史料出版会、2005.10、ISBN:4876524610
"今日、日本で、世界で何が起こったのか。戦争、平和、人権、女性、教育、労働、公害、環境、学問、スポーツ……。1月1日から12月31日までの366日。1日1話で近現代を読む。"
- 『なぜフィンランドの子どもたちは「学力」が高いか(「教育」別冊)』教育科学研究会編、国土社、2005.10、ISBN:433746025X
"国際学力比較調査でフィンランドは総合1位。なぜフィンランドの子どもたちは学力が高いのか、21世紀に求められるリテラシーとは? フィンランドの人々が取り組む教育を、広く教育に対する見方や暮らしぶりも含めて考える。"
- 『入門・資源危機 国益と地球益のジレンマ』谷口正次著、新評論、2005.10、ISBN:4794806809
"地下から採り出す資源によって文明が成り立ち、工業化された経済、社会が支えられていることを考えると、資源は経済と地球環境を結ぶキーワードと言える。「スイカ縦割り理論」に基づく資源戦略を提唱。"
- 『白人とは何か?(刀水歴史全書)ホワイトネス・スタディーズ入門』藤川隆男編、藤川隆男ほか著、刀水書房、2005.10、ISBN:4887083467
- 『日本文化における笑いの諸相 文学と芸能を手がかりに』東中川かほる著、創英社、2005.10、ISBN:4881422677
"日本人は、いつ、どこで笑うのか−。日本文化を機軸に文学、社会、階級、行動、心理など、人間に関わる学域を縦横に捉えて考察した、日本人の笑い。従来の個別分野の研究書とは一線を画す、新しいタイプの分析論述。"
- 『文体探究法(シリーズ〈日本語探究法〉)』小池清治/鈴木啓子/松井貴子著、朝倉書店、2005.10、ISBN:4254515065
"15の事例研究を通して、自立的文章、言文一致体、作り物語の文体、平安朝日記の文体などを具体的に解説する。"
- 『生成するマラルメ』柏倉康夫著、青土社、2005.11、ISBN:4791762150
"地方紙で匿名デビューをとげた19歳の詩人が、いかにして西洋近代を代表する芸術家となったか。膨大な資料を精緻に分析して、詩人の生成する瞬間をとらえた批評=ドキュメント。『ユリイカ』連載に修正を加えた。"
- 『辻まこと全集 補巻』辻まこと著、みすず書房、2005.10、ISBN:4622044366
"辻まことが発表した画文を収録した全集。挿画は初出時のオリジナルを採用。単行本未収録の風俗漫画やカリカチュアも網羅し、作者の全貌が見渡せるように編集。補巻では、座談、挿絵、漫画、画文などを収録する。"
- 『生命のかたち かたちの生命』木村敏著、青土社、2005.11、ISBN:4791762169
"かたちをもたない生命が、地上に現れたとたんにかたちをもつということ、それは何を意味するのか。感性による現象学が、分裂病の精神病理学を越えて「生命」の根拠を問い、新たなる人間学の胎動に耳を澄ます。"
- 『バロックから初期古典派までの音楽の奏法 当時の演奏習慣を知り、正しい解釈をするために』橋本英二著、音楽之友社、2005.11、ISBN:4276140307
"バロックから初期古典派までの音楽を演奏する人のために、装飾音、リズム、アーティキュレーションなどの解釈を、多くの原典資料を参照しつつ、当時の演奏習慣にもとづいて実践的に示した書。"
- 『近世日本建築の意匠 庭園・建築・都市計画、茶道にみる西欧文化』宮元健次著、雄山閣、2005.11、ISBN:4639019017
"キリスト教宣教師の布教活動や南蛮貿易によって、日本に伝えられた西欧文化が日本の庭園、建築、茶道などにどのような影響を与えたのか。具体例を取り上げつつ、「近世疑洋風建築」といった新しい視点から論考する。"
- 『だから歌舞伎はおもしろい(祥伝社新書)』富沢慶秀著、祥伝社、2005.11、ISBN:4396110235
"歌舞伎が上演されるのはどこかさえ知らない人も、案外多いのかもしれない…。上と下はどう決まる、「太夫」と「大夫」はどう違うなど、門外漢(アウトサイダー)だから書けた目からウロコの新・歌舞伎案内。"
- 『仏像はここを見る(祥伝社新書)鑑賞なるほど基礎知識』瓜生中著、祥伝社、2005.11、ISBN:4396110243
"仏さまはなぜハスの花の上に乗っている? シンプルな如来と派手な菩薩…。仏像鑑賞の基礎知識を中心に、鑑賞に際しての疑問点に答え、仏像の成り立ちから見分け方、仏像別御利益まで豊富な図版でわかりやすく解説した入門書。"
- 『火神(ひのかみ) 上』竹山洋著、日本放送出版協会、2005.10、ISBN:4140054891
"当時世界最大級と言われた安土城の建造に、信長は何を意図したのか。キリスト教的世界観と、破壊と創造の主が融合する。新たな信長像を提示する長編小説。" 下巻も出てます。
- 『半歩遅れの読書術 1 私のとっておきの愉しみかた』日本経済新聞社編、日本経済新聞社、2005.10、ISBN:4532165385
"ただ読むだけではつまらない。読み巧者たちが紹介する、書物を「味わう」法。「石井桃子集」「シネマ古今集」「文体練習」「真珠夫人」ほか約190冊を収録。『日本経済新聞』連載を単行本化。" 2も出てます。
- 『鬼嫁婚のススメ 楽して幸せになる』藤原千尋著、アメーバブックス、2005.11、ISBN:4344990153
"私も鬼嫁。彼女も鬼嫁。なのに彼女は幸せで、私は不幸せ。一体なぜ? こんな悩みを一挙に解決! わがまま、手抜き、いばりんぼう。だけど男に愛される、楽して幸せになる鬼嫁式コミュニケーション術を伝授。"
- 『男の人って、女がどんなことしてくれるとうれしいの? もっと秘密の恋愛ルール』マーチン著、大和書房、2005.11、ISBN:447977081X
"人気恋愛カウンセラーに寄せられた相談から「愛される女になるために必要なこと」をピックアップ。「彼はいったい何がしたいの?」と悩む女性たちに、日本一「効く」とウワサの解決策を伝授する。"
- 『忙しいあなたのためのクイックレイキ(ガイアブックス)自宅でもオフィスでも手軽にできる、シンプル・ヒーリング』タンマヤ・ホナヴォグト/キャロル・ニーマン著、日和士枝美訳、産調出版、2005.10、ISBN:4882824442
"「レイキ・ヒーリング」は誰でも学べて使えるシンプルな癒しのテクニック。必要なのはあなたの両手だけ。そんな「レイキ」の施し方を、朝、移動中、職場、夜等、どんな状況にも応用できるように段階的にわかりやすく解説する。"
- 『ひとり鍋+ふたり鍋 64レシピ』井上由香理料理、成美堂出版、2005.11、ISBN:4415031498
"ひとりでも、ふたりでも、鍋はおいしい! だしがきいたすっきり味の和風の鍋や、具だくさんでスパイスのきいたエスニック風鍋、スープのバリエーションも豊富な洋風の鍋など、少ない分量でもおいしくできる鍋レシピを紹介。"
- 『iPod nano & iPodオーナーズガイド (超図解mini)』エクスメディア著、エクスメディア、2005.10、ISBN:4872835492
"iPodやiTunesの基本的な操作から便利な使い方、そしてiTunes Music Storeの利用から曲を購入する方法についてをまとめたハンディブック。iPodシリーズ最新のiPod nanoにも対応。"
- 『CD&DVDデジタル保存術(I/O books)デジタル化で収集圧縮整理して「保存」!』工学社、2005.10、ISBN:4777511677
"デジタルなら省スペース、無劣化、利便性向上! かさばる「ビデオテープ」「書類」「アルバム」などのアナログ・データをデジタル化したり、音楽CDやデジタル・ビデオ・データを圧縮して利用・保存する方法を解説。"