偽書&偽史
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- 『寵歌変(新現代歌人叢書)塚本邦雄歌集』塚本邦雄著、短歌新聞社、2005.5、ISBN:4803912009
- 『日本古典偽書叢刊 第1巻 和歌古今潅頂巻・玉伝深秘巻・伊勢物語髄脳』現代思潮新社、2005.1、ISBN:4329004399
"空海、在原業平、藤原定家、鴨長明といった権威に託しつつ、「秘説」を創造する偽書の時空へ。性愛をめぐる未聞の秘儀や、歌ことばの注釈営為が、中世知の地平を浮ぼりにする。"
- 『禁書聖徳太子五憲法』野沢政直著、新人物往来社、2004.8、ISBN:4404032137
"偽書といわれ禁書にされ、限られた一部の人にのみ知られる聖徳太子五憲法。そこには今日の政治のあり方に問うべき多くの原点を見ることができる。原本の影印も収録。1990年刊の新装版。"
- 『日本古典偽書叢刊 第2巻 須磨記・清少納言松島日記・源氏物語雲隠六帖』現代思潮新社、2004.8、ISBN:4329004372
"偽書は物語読者の究極の形。古来、歴史は絢爛たる偽書の群によって形成されてきたのだ。薫と浮舟のその後は。光源氏の死の様相は。その後の清少納言はどう生きたか。人々の想像した新しい展開の物語を収録。"
- 『〈偽〉ジョン・ディーの『金星の小冊子』 テクストの校訂と翻訳、そしてこのテクストの注釈のために必要なキリスト教カバラおよび後期アテナイ学派の新プラトン主義の研究』森正樹著、リーベル出版、2004.5、ISBN:4897986354
"宮廷占星術師、数学者、魔術師として知られるジョン・ディーの手による物とされている偽書「金星の小冊子」の校訂と翻訳及び注釈を主題に据え、この小冊子の教理的背景となっているキリスト教カバラの宇宙論の体系化を試みる。"
- 『日本の偽書(文春新書)』藤原明著、文芸春秋、2004.5、ISBN:4166603795
- 『偽文書学入門(KASHIWA学術ライブラリー)』久野俊彦/時枝務編、柏書房、2004.5、ISBN:4760124950
"かつては文書学や歴史学の中で排除されてきた「偽文書」は歴史・民俗研究の中で活用できる! 網野善彦氏が照らし出した民衆世界のキーワード「偽文書」が読み解く新しい「歴史と民間伝承」の研究。用語集や文献目録も収録。"
- 『菅野雅雄著作集 第3巻 古事記論叢』菅野雅雄著、おうふう、2004.5、ISBN:4273033232
"竹内文献、秀真伝、東日流外三郡誌など、謎の歴史書と言われる「古史古伝」の真相に迫り、古代から近代にいたる偽史、偽書をめぐる諸問題を総合的に解明する本邦初の試み。"
"暦学・暦占の秘法、陰陽師と呪術の秘伝。敵を騙し味方を欺く兵法の奥義。吉備真備、安倍晴明らを始祖に擬する、由来と伝承の世界が広がる偽書ワールド。"
- 『「偽書」の生成 中世的思考と表現』錦仁/小川豊生/伊藤聡編、森話社、2003.11、ISBN:4916087399
"中世の多様なテキスト群が形づくる「豊饒なる混沌」の様相。そこに遍在する「偽書」の言説に分け入って魅惑的な「中世知」の世界を探究する。「御記文という名の未来記」「未来騙りのテキスト」「楽書と偽書」などを収録。"
- 『探求幻の富士古文献 遥かなる高天原を求めて』渡辺長義著、今日の話題社、2002.12、ISBN:4875655266
"日本民族はどこから来たのか。神と偽史の役割、飛鳥、消された歴史の数々、聖竜伝説、額田王、あめつちの法、皇国史観、神話について…。偽られた古代日本史の真実に迫る。"
- 『偽書の精神史(講談社選書メチエ)神仏・異界と交感する中世』佐藤弘夫著、講談社、2002.6、ISBN:4062582422
- 『ウロボロスの偽書 上(講談社文庫)』竹本健治著、講談社、2002.6、ISBN:4062734583
- 『ウロボロスの偽書 下(講談社文庫)』竹本健治著、講談社、2002.6、ISBN:4062734591
- 『日本人はビックリ!韓国人の日本偽史(小学館文庫)』野平俊水著、小学館、2002.5、ISBN:4094027165
- 『木島日記乞丐相』大塚英志著、角川書店、2001.11、ISBN:4048733273
"八つ墓村のモデルになった津山三十人殺し事件、心中ブームと人間避雷針…。正史と偽史の隙間に浮かんでは消える、あってはならない物語を仮面の古書店主・木島平八郎が「仕分け」する。超民俗学伝奇小説第2弾。"
- 『偽書作家列伝(学研M文庫)』種村季弘著、学研、2001.11、ISBN:4059020559
"ゲーテの恋文を贋作しつづけた閨秀作家、早熟の天才的文学詐欺師チャタトン、3万通もの架空の古文書を書きまくった不世出の能筆家……。妄想を際限なく肥大させ、盗作に盗作を重ねつつ、異様な情熱をもって「ニセモノ」を造りつづけた偽書作家たち。その類稀なる文才は、彼らに何をもたらしたのか? 真贋をめぐる滑稽な論争からは、文化の道化た裏面が見えてくる。倒錯した表現者たちの系譜をさぐる、ユニークな列伝エッセイ!"
- 『偽史冒険世界(ちくま文庫)カルト本の百年』長山靖生著、筑摩書房、2001.8、ISBN:448003658X
"だれもが少年時代に一度は胸躍らせて読んだトンデモナイ歴史や奇想天外な冒険の世界を、大人になっても抜け出せない人もいる。それらの人々のバイブルともいうべきカルト本とその背景を日本近代百年のなかにさぐる。大衆文学研究賞受賞作。"
- 『先代旧事本紀訓註』ルーツの会編集、大野七三校訂・編、批評社、2001.3、ISBN:4826503253
"「記紀」と並んで三大古文献と言われた「先代旧事本紀」は、江戸時代に一部の国学者が偽書と断定したことから、今日に至るまで葬られてきた。最古とされる写本を解読し、活字化して訓註を付す。意富之舎1989年刊の再刊。"
- 『津軽発『東日流外三郡誌』騒動 東北人が解く偽書問題の真相』三上強二監修、原田実編集、批評社、2000.12、ISBN:4826503202
- 『偽史日本伝(集英社文庫)』清水義範著、集英社、2000.10、ISBN:4087472507
- 『危険な歴史書「古史古伝」 (別冊歴史読本)“偽書”と“超古代史”の妖しい魔力に迫る!』新人物往来社、2000.10、ISBN:4404027540
- 『歴史民俗学 No.15〈特集〉偽書の日本史』歴史民俗学研究会編集、批評社、1999.11、ISBN:4826502877
- 『日本史が危ない! 偽書『東日流外三郡誌』の正体』原正寿編著、原田実/安本美典著、全貌社、1999.9、ISBN:4793801552
"予言、偽史、奇想科学を生み出した奇人変人たち。その妄想の想像力は、時に人を動かし社会を揺るがすパワーを爆発させる。超個性的な学問の怪人から明治時代の冒険野郎まで、偉大なる妄想家たちの列伝を収録。〈ソフトカバー〉"
- 『埴谷雄高全集 1 不合理ゆえに吾信ず』埴谷雄高著、講談社、1998.4、ISBN:4062680513
- 『偽書百撰(文春文庫)』垣芝折多著、松山巌編、文芸春秋、1997.10、ISBN:4167482037
- 『蘇我王国論』山崎仁礼男著、三一書房、1997.10、ISBN:4380972828
- 『北洋伝承黙示録 『東日流外三郡誌』の謎を解く』渡辺豊和著、新泉社、1997.9、ISBN:478779714X
- 『親鸞始記 隠された真実を読み解く』佐々木正著、筑摩書房、1997.7、ISBN:4480842446
"若き親鸞はなぜ比叡山を捨てて法然のもとへ入門したのか? これまで偽書とされてきた「親鸞聖人正明伝」を、独自の着眼点から読み直し、親鸞思想を解明する根本テキストとして蘇生させようと試みた論考。"
- 『古事記研究大系 1 古事記の成立』古事記学会編、高科書店、1997.3、ISBN:
- 『歴史を変えた偽書 大事件に影響を与えた裏文書たち』ジャパン・ミックス編、ジャパン・ミックス、1996.6、ISBN:4883211908
- 『日本超古代文明のすべて (知の探究シリーズ)〈大いなるヤマトの縄文の遺産〉を探究する!』佐治芳彦ほか著、日本文芸社、1996.4、ISBN:4537078030
- 『ウロボロスの基礎論』竹本健治著、講談社、1995.10、ISBN:4062078694
"綾辻行人、小野不由美、笠井潔、新保博久、法月綸太郎などなど、現代日本ミステリー界をしょって立つ作家たちが実名で登場。虚々実々の物語世界で活躍する「ウロボロスの偽書」につづく第2弾。装丁は京極夏彦氏が手がけた。*"
- 『幻想の津軽王国 『東日流外三郡誌』の迷宮』原田実著、批評社、1995.5、ISBN:4826501897
- 『虚妄(まぼろし)の九州王朝(古代史論争シリーズ)独断と歪曲の「古田武彦説」を撃つ』安本美典著、梓書院、1995.4、ISBN:4870350661
- 『歌論の展開』『和歌文学論集(和歌文学論集)』編集委員会編、風間書房、1995.3、ISBN:4759909168
- 『偽書幕末伝 3 上海烈風編 (電撃文庫)秋葉原竜馬がゆく』榊涼介著、メディアワークス、1994.5、ISBN:4073008544
- 『虚妄(まぼろし)の東北王朝 歴史を贋造する人たち』安本美典著、毎日新聞社、1994.3、ISBN:4620309796
- 『東日流外三郡誌「偽書」の証明』安本美典編、広済堂出版、1994.1、ISBN:433150428X
- 『日本奇書偽書異端書大鑑(別冊歴史読本)』新人物往来社、1994、ISBN:
- 『偽書幕末伝 2 京血風編 (電撃文庫)秋葉原竜馬がゆく』榊涼介著、メディアワークス、1993.12、ISBN:407300512X
- 『古事記と天武天皇の謎(臨川選書)』大和岩雄著、臨川書店、1993.10、ISBN:4653025916
"1979年、奈良県で太安万侶の墓誌が発見された。発見によって再び論争の的となった「古事記」偽書・正書説を考察、またその序文において大きく取り上げられる壬申の乱と天武天皇の出自の謎に迫る。79年刊の新版。*"
- 『偽書幕末伝 1 江戸風雲編 (電撃文庫)秋葉原竜馬がゆく』榊涼介著、メディアワークス、1993.8、ISBN:407300185X
- 『谷川俊太郎詩集 続続 (現代詩文庫)』谷川俊太郎著、思潮社、1993.7、ISBN:4783708762
- 『偽書信長伝 下 (角川文庫 スニーカー文庫)秋葉原の野望』榊涼介著、角川書店、1992.11、ISBN:4044613028
- 『偽書信長伝 上(角川文庫 スニーカー文庫)秋葉原の野望』榊涼介著、角川書店、1992.8、ISBN:404461301X
- 『書紀と九州王朝』吉田舜著、葦書房、1992.6、ISBN:4751204319
- 『ハレスはまた来る 偽書作家列伝』種村季弘著、青土社、1992.3、ISBN:4791751760
- 『記紀論集 梅沢伊勢三先生追悼』中村啓信ほか編、続群書類従完成会、1992.3、ISBN:
- 『世界の奇書総解説 改訂版 知りたい・読みたい・世界の奇書の決定版!』自由国民社、1991.11、ISBN:4426624045
"死者の書・ギルガメシュ叙事詩などの神話学から、パウロ黙示録などの聖書学、ボイニッチ写本などの偽書、吸血鬼などの悪魔オカルト学など、奇書珍書といわれたものを一堂に集めた特設図書館。"
- 『九州王朝の歴史学 多元的世界への出発』古田武彦著、駸々堂出版、1991.6、ISBN:4397503486
- 『ユダヤ人世界征服陰謀の神話 シオン賢者の議定書』ノーマン・コーン著、内田樹訳、ダイナミックセラーズ、1991.3、ISBN:4884932196
"「シオン賢者の議定書」は,世界征服の神話か? はたまた史上最悪の偽書か? その実態を鋭くえぐった話題の書.ウルフ・アニスフィールド賞受賞作"
- 『チャタトン偽書』ピーター・アクロイド著、真野明裕訳、文芸春秋、1990.12、ISBN:4163117709
- 『二・二六事件の偽史を撃つ』山口富永著、国民新聞社、1990.8、ISBN:487554037X
- 『『古事記』偽書説は成り立たないか』大和岩雄著、大和書房、1988.5、ISBN:4479840079
- 『倭人大航海の謎 失なわれた史書』佐治芳彦ほか著、新国民社、1983.5、ISBN:4915157350
- 『日本列島史抹殺の謎 天子望郷』佐治芳彦ほか著、新国民社、1982.9、ISBN:4915157342
- 『偽書考 埋れた奇書“上記”の謎』田中勝也著、桃源社、1980.2、ISBN:
- 『古事記偽書説の周辺』大和岩雄著、名著出版、1979.4、ISBN:
- 『タラマイカ偽書残闕 詩集』谷川俊太郎著、書肆山田、1978、ISBN:
- 『古事記・日本書紀 1 (日本文学研究資料叢書)』日本文学研究資料刊行会編、有精堂、1976、ISBN:
- 『古事記は偽書か』鳥越憲三郎著、朝日新聞社、1975、ISBN: