プルシェンコめー、見せつけてくれるじゃないの。エキシビションにも関わらず、ジャンプを惜しげもなく跳びよって。
生バイオリンを従えたプルシェンコトットミアニーナ/マリニン組は、つまり金が規定路線だったってことなのね。スルツカヤがもし金を獲っていたら、やっぱりあのバイオリンで滑っていたってことなのかしら。荒川静香だって、今となっては「金が当たり前」みたいな堂々たる滑りだったけど。
プルシェンコの演技は、彼にしか見えない透明な怪物と決闘してるみたいだ。

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資料

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"郵政民営化社会保障政策から、日米関係のあるべき姿まで、現代日本社会の問題点を鋭く読み解き、対米一辺倒からの脱却と成長を前提としない改革を提言する。『朝日新聞』『毎日新聞』ほかに掲載をまとめ単行本化。"

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荒川静香、ファンを裏切らず。フィギュアで日本人初、このオリンピックで初の金。試合に勝ったのみならず、天下を制す。

彼女に「金」を予想しなかった私は、気が弱かったなあ*1。反省。

前回結果を出せなかったスルツカヤとコーエンに勝手に同情していたところもあるけれど、余計なお世話だった。二人とももう、転んだくらいで演技ができなくなったり、泣き崩れたりはしないのだ。「それもまた人生」と笑って受け入れる強さを身につけた。

荒川も、8年前の映像を見ると、いかにも経験の足りない少女然としている。今の半分も美人じゃないし。それが、背が伸びて?、技術と表現力を身につけ、自信を得て、美女揃いのフィギュアスケート界でも有数の美しい選手になった。

誰にも文句は言わせない。と、存在自体が主張する。彼女がフィギュア以外の選手だったとしても、私は彼女を応援していたかもしれない。でも、フィギュアの選手でよかったなあ。あのブルーの衣装。トゥーランドット。あの舞台を見ることができて幸せ。

*1:ほら、ライコネンが勝てないのに慣れちゃってたもので。