このところ冬も暖かいので、冬用のコートは着ない。薄いコートを風になびかせて歩くのが好きだから。最近厚手のコートを着るとどらえもんに見えるから、じゃないのさ。

夕方霞ヶ関に出たら文科省が取り壊されていた。おかげでこれまで隠れていた霞ヶ関ビルの全容が見渡せる。いや、仰ぎ見られると言うべきか。銀河鉄道999に出てくるメガロポリスを連想させる偉容。昔の高層ビルはどうして迫力があるのかな。

書原霞ヶ関店でひとしきりひまつぶし。探していた本は3冊とも無かったけれどまあいいや。ビジネス街のど真ん中で、入ってすぐのところに美術関係書がずらっと並んでいるのを目にすると、その心意気やよし、てな気になる。

何かに憧れたい思いがわさわさしているのは春だからかなあ。全くスピッツめ。