使節団 - 私はどこに立っているのか

私の中では、切支丹の少年たちも、「獅子の時代」の万博使節もなんだかイメージとしては一緒くたになっていたので、ちょっとまとめてみました。相変わらず中途半端な詳しさですが。

◆天正遣欧少年使節（1582-1590）

『クアトロ・ラガッツィ天正少年使節と世界帝国』若桑みどり著、集英社、10/2003、ISBN:4087753263
『活版印刷人ドラードの生涯リスボン→長崎　天正遣欧使節の活版印刷』青山敦夫著、印刷学会出版部、12/2001
『天正遣欧使節(松田毅一著作選集)』松田毅一著、朝文社、09/2001
『夾竹桃』鶴良夫著、リーベル出版、07/2000
『スペインと日本ザビエルから日西交流の新時代へ(イスパニア叢書５)』坂東省次/川成洋編、行路社、03/2000　「少年使節のスペイン体験」（松永伍一）、「天正少年使節とスペイン」（高橋由貴彦）収録。
『キリシタン論文集　歴史・文化・言葉青山玄教授退任記念』名古屋キリシタン文化研究会編集、名古屋キリシタン文化研究会、09/1999　「天正遺欧使節の超大鏡」（原俊之）収録。
『天正遣欧使節(講談社学術文庫１３６２)』松田毅一著、講談社、01/1999
『堂々日本史１７』ＮＨＫ取材班編、ＫＴＣ中央出版、09/1998
『きりしたん天正少年使節・伊東満所物語』毛利泰之著、毛利泰之、09/1998
『西海の聖者小説・中浦ジュリアン』浜口賢治著、葦書房、07/1998
『天正少年使節と『原マルチノの演説』ベッソン・コレクション』筑波大学附属図書館新館増築記念特別展ワーキング・グループ編集、筑波大学附属図書館、1995
『キリシタン研究第２９輯新史料天正少年使節１５９０年−１９９０年結城了悟著』キリシタン文化研究会編、南窓社、07/1990
『地球物理学者竹内均の歴史探訪(ＤＢＳ　ｃｏｓｍｏｓ　ｌｉｂｒａｒｙＨｉｓｔｏｒｙ)』竹内均著、同文書院、06/1988　「天正の少年使節」収録。
『天正遣欧使節記(新異国叢書５)』デ・サンデ著、泉井久之助ほか共訳、雄松堂出版、1984
『天正少年使節(児童文学創作シリーズ)』福田清人作、山口景昭絵、講談社、02/1983
『天正の少年使節(偕成社文庫３０９０)』松田翠鳳著、偕成社、08/1980
『戦国の聖少年天正使節海を渡る(吉野ろまん新書９)』一色次郎著、吉野教育図書、1980
『日本史探訪第７集海外編』海音寺潮五郎著者代表、角川書店、1978　「天正少年使節」（遠藤周作）収録。
『大日本史料第１１編別巻之２天正遺欧使節関係史料２』東京大学史料編纂所編纂、東京大学出版会、1974
『天理図書館善本叢書洋書之部　第２次刊行〔５〕切支丹資料篇４』天理図書館編集、天理大学出版部、1972
『羅馬の虹天正使節の旅を南欧に拾う(芽起庵叢書第２)』野田宇太郎作、芽起庵、1970
『切支丹研究』山田野理夫編、鷺の宮書房、03/1968　「天正使節を歓迎した女性たち」（浜田青陵）収録。
『天正少年使節(角川新書２０３)』松田毅一著、角川書店、1965
『大日本史料第１１編別巻之１天正遺欧使節関係史料１』東京大学史料編纂所編纂、東京大学、1959
『吉利支丹研究余禄』新村出著、国立書院、1948　「サンデ氏編述天正年間遺欧使節記序言」「天正遺欧使節記」収録。
『天正年間遣欧使節見聞対話録(東洋文庫叢刊第６　附篇１)』エドゥアルド・デ・サンデ編、泉井久之助ほか共訳、岩井大慧編著、東洋文庫、1942
『天正少年使節記』広田孝一著、東洋堂、1942
『天正遣欧使節記』浜田耕作著、岩波書店、1931
『天正年間遣欧使節関係文書京都帝国大学文学部所蔵』史学研究会（印刷）、1929
『国華倶楽部講話集第１輯』国華倶楽部編輯、国華倶楽部、1922　「天正年間羅馬に於ける大友使節の話」（正木直彦）収録。

◆慶長遣欧使節（1613-1620）

宮城にはちゃんと「宮城県慶長使節船ミュージアム」があるんですね。

『宮城県の不思議事典』佐々木光雄/吉岡一男編、新人物往来社、05/2004
『メキシコの大地に消えた侍たち伊達藩士・福地蔵人とその一族の盛衰』大泉光一著、新人物往来社、05/2004
『渡辺信夫歴史論集１近世東北地域史の研究大藤修編』渡辺信夫著、清文堂出版、07/2002　「慶長遣欧使節の意味するもの」収録。
『検証・伊達の黒船技術屋が解く歴史の謎』須藤光興著、宝文堂、06/2002
『フィールドの学考古地域史と博物館』後藤和民教授頌寿記念論文集編集委員会編、白鳥舎、03/2002　「慶長遣欧使節とインド洋世界」（佐々木和博）収録。
『慶長遣欧使節徳川家康と南蛮人(松田毅一著作選集)』松田毅一著、朝文社、02/2002
『スペインと日本ザビエルから日西交流の新時代へ(イスパニア叢書５)』坂東省次/川成洋編、行路社、03/2000　「慶長遣欧使節派遣目的の真相」（大泉光一）収録。
『伊達政宗と慶長遣欧使節(聖母文庫)』高木一雄著、聖母の騎士社、06/1999
『支倉常長慶長遣欧使節の悲劇(中公新書１４６８)』大泉光一著、中央公論新社、03/1999
『支倉六右衛門常長慶長遣欧使節を巡る学際的研究』大泉光一著、文真堂、10/1998
『幻の水軍赤松一族の消散』伊藤信夫著、作品社、04/1997
『光なき所より光を求めて支倉常長遣欧使』長尾まり子著、長尾美術研究所、09/1996
『慶長遣欧使節の研究支倉六右衛門使節一行を巡る若干の問題について』大泉光一著、文真堂、06/1994
『人づくり風土記４ふるさとの人と知恵　宮城』農山漁村文化協会、05/1994　「慶長遺欧使節、支倉常長」収録。
『遥かなるロマン支倉常長の闘い』河北新報社編集局編集、河北新報社、07/1993
『ローマへの遠い旅慶長使節　支倉常長の足跡』高橋由貴彦著、講談社、12/1981
『ローマにかけるゆめ支倉常長(日本史の目)』浜田けい子著、さ・え・ら書房、1978
『仙台市博物館図録２慶長遣欧使節関係資料編』仙台市博物館編集、仙台市博物館、08/1973
『慶長使節日本人初の太平洋横断』松田毅一著、新人物往来社、1969

◆文久遣欧使節（1861-1862）

『ヨーロッパ人の見た文久使節団イギリス・ドイツ・ロシア』鈴木健夫著、Ｐ．スノードン著、Ｇ．ツォーベル著、早稲田大学出版部、02/2005、
『サムライ使節団欧羅巴を食す』松本紘宇著、現代書館、04/2003
『ヨーロッパ航日録文久二年遣欧使節に随行した家臣黒沢貞備の日記』黒沢貞備著、黒沢重一編、市川浩（出版）、2000
『福沢諭吉の亜欧見聞(福沢諭吉協会叢書)』山口一夫著、福沢諭吉協会、11/1992
『幕末欧州見聞録尾蠅欧行漫録』市川清流著、楠家重敏編訳、新人物往来社、08/1992
『文久二年のヨーロッパ報告(新潮選書)』宮永孝著、新潮社、06/1989
『福沢諭吉年鑑１１（１９８４）』福沢諭吉協会、1984　「現地新聞から見た文久遣欧使節団のオランダ滞在」（長尾政憲）収録。

◆岩倉使節団（1871-1873）

『岩倉使節団という冒険(文春新書３９１)』泉三郎著、文芸春秋、07/2004
『堂々たる日本人知られざる岩倉使節団(祥伝社黄金文庫)』泉三郎著、祥伝社、06/2004
『日本の時代史２１明治維新と文明開化松尾正人編』石上英一ほか企画編集委員、吉川弘文館、02/2004　「岩倉使節団と信仰の自由」（山崎渾子）収録。
『史料で透視する近代日本歴史資料解読入門』岩壁義光/小林和幸/広瀬順晧編、ゆまに書房、01/2004　「岩倉使節団と久米邦武『米欧回覧実記』草稿」（伊藤史湖）収録
『明治維新と西洋文明岩倉使節団は何を見たか(岩波新書　新赤版８６２)』田中彰著、岩波書店、11/2003
『岩倉使節団の比較文化史的研究』芳賀徹編、思文閣出版、07/2003
『「脱亜」の明治維新岩倉使節団を追う旅から(Ｏｎｄｅｍａｎｄ　ｃｏｌｌｅｃｔｉｏｎＮＨＫブックス４５２)』田中彰著、日本放送出版協会、05/2003
『舞踏への勧誘日本最初の女子留学生永井繁子の生涯』生田澄江著、文芸社、03/2003
『岩倉使節団の再発見』米欧回覧の会編、思文閣出版、03/2003
『岩倉使節団『米欧回覧実記』(岩波現代文庫学術９２)』田中彰著、岩波書店、12/2002
『明治維新政治外交史研究』毛利敏彦著、吉川弘文館、09/2002
『岩倉使節団の歴史的研究』田中彰著、岩波書店、06/2002
『欧米から見た岩倉使節団(ＭＩＮＥＲＶＡ日本史ライブラリー１２)』イアン・ニッシュ編、麻田貞雄訳者代表、ミネルヴァ書房、04/2002
『写真・絵図で甦る堂々たる日本人この国のかたちを創った岩倉使節団「米欧回覧」の旅』泉三郎著、祥伝社、12/2001
『幕末維新論集７幕末維新と外交横山伊徳編』田中彰/松尾正人/宮地正人編集委員、吉川弘文館、08/2001　「岩倉使節団編成過程への新たな視点」（鈴木栄樹）収録。
『久米邦武文書３岩倉使節団関係』久米邦武著、久米美術館編、吉川弘文館、04/2001
『地球日本史３(扶桑社文庫)江戸時代が可能にした明治維新』西尾幹二責任編集、産経新聞ニュースサービス、04/2001　「欧米の正体を見抜いた岩倉使節団」（芳賀徹）収録。
『遠い崖アーネスト・サトウ日記抄９岩倉使節団』萩原延寿著、朝日新聞社、07/2000
『近代日本の内と外』田中彰編、吉川弘文館、11/1999　「岩倉使節団とシカゴ」（太田昭子）、「岩倉使節団と寺島宗則」（山崎渾子）収録。
『明治維新と西洋国際社会(明治維新史研究５)』明治維新史学会編、吉川弘文館、02/1999　「岩倉使節団と宗教問題」（山崎渾子）収録。
『特命全権大使米欧回覧実記１(岩波文庫)』久米邦武編、田中彰校注、岩波書店、09/1997
『岩倉使節団とイタリア』岩倉翔子編著、京都大学学術出版会、08/1997
『ニューヨーク都市地図集成付１９６６−６７』太田弘編集、柏書房、07/1997
『岩倉使節団のパリ山田顕義と木戸孝允その点と線の軌跡』富田仁著、翰林書房、07/1997
『白い崖の国をたずねて岩倉使節団の旅木戸孝允のみたイギリス』宮永孝著、集英社、03/1997
『維新の科学精神『米欧回覧実記』の見た産業技術(朝日選書５２７)』高田誠二著、朝日新聞社、05/1995
『『米欧回覧実記』を読む１８７０年代の世界と日本』西川長夫/松宮秀治編、法律文化社、02/1995
『岩倉使節団『米欧回覧実記』(同時代ライブラリー１７４)』田中彰著、岩波書店、02/1994
『「米欧回覧」百二十年の旅岩倉使節団の足跡を追って・欧亜編』泉三郎著、図書出版社、08/1993
『新・米欧回覧歴史紀行岩倉使節団の旅を追う』古川薫著、毎日新聞社、06/1993
『近代日本の形成と宗教問題改訂版(中央大学人文科学研究所研究叢書９)』中央大学人文科学研究所編、中央大学出版部、03/1993　「岩倉使節と宗教問題」（安岡昭男）収録。
『津田梅子(Ｃｅｎｔｕｒｙ　ｂｏｏｋｓ人と思想１１６)』古木宜志子著、清水書院、11/1992
『アメリカの岩倉使節団(ちくまライブラリー７０)』宮永孝著、筑摩書房、03/1992
『実学史研究７』実学資料研究会編、思文閣出版、03/1991　「岩倉使節団と大島高任」（本田敏雄）収録。
『異聞岩倉使節団』古川薫著、新潮社、02/1986
『明治四年のアンバッサドル岩倉使節団文明開化の旅』泉三郎著、日本経済新聞社、03/1984
『中嶋敏先生古稀記念論集下巻』中嶋敏先生古稀記念事業会、1981　「岩倉使節団における「東洋」と「西洋」」（田中彰）収録。
『明治国家の権力と思想』小西四郎/遠山茂樹編、吉川弘文館、11/1979　「岩倉使節団の欧米認識と近代天皇制」（田中彰）収録。
『岩倉使節団明治維新のなかの米欧(講談社現代新書４８７)』田中彰著、講談社、1978
『岩倉使節の研究』大久保利謙編、宗高書房、1976
『明治国家の展開と民衆生活和歌森太郎先生還暦記念』和歌森太郎先生還暦記念論文集編集委員会編、弘文堂、1975　「岩倉使節団のアメリカ観」（田中彰）収録。
『論集　日本歴史９明治維新原口宗久編』有精堂、1973　「岩倉使節と対米交渉」（大山梓）収録。
『日本社会史の研究』児玉幸多編、吉川弘文館、1955　「岩倉使節の欧米派遣と対米交渉」（下村富士男）収録。