アル中の、でもちゃんと救いのあるドラマ

久しぶりに2時間ドラマを見た。「溺れる人」。篠原涼子アルコール依存症患者を大げさすぎず演じていて(良い女優さんだと思う)、最後の30分はちゃんとテレビの前で見る。ひどい状態を繰り返してしまう、繰り返すほどに症状がひどくなる。自分を責める。「期待にこたえられない自分」であることを、自分と家族に受け入れてもらうことで、彼女は立ち直るきっかけを掴む。

家族かあ。家族には見せられないこの姿。一人で自分をとことん甘やかし、しかし他人からは叩かれることを前提で動くことでしか、自分の頭の健康は保てないと思っているが。なんというか、親兄弟と距離を置くことが大事じゃないだろうか(盆正月くらい帰れ!と親は怒っているが)。ジェルミ、あなたもとっととサンドラを置いて家を出ればよかったのに(唐突ですみません)。

ロケ地の、風力発電の風車のある風景に、山形の酒田で見た風車を思い出した。まぎれもない人工物なのに、あの形は風景に溶けこむ。風車のサイトを見つけたので載せておきます。写真もたくさん。http://homepage1.nifty.com/cubo/wind/contents.htm

<追記>あの風車のあるロケ地は、波崎ウインドファームというところらしいです。(March 06, 2005)
☆全国ロケ地ガイド:掲示板、Joeの掲示板 http://joe.ash.jp/bbs/flashviw.cgi?no=3362&reno=3361