もう続編が出たみたいだけど
『ブログの力 Blogの可能性に気づいたユーザーたち』GEODESIC著、高橋貴子ブックデザイン、地球有限会社ジオデシックDTP、九天社、11/2004、http://blogway.weblogs.jp/power/
読んでみた。ブログの本が出始めたのは去年の夏だけれど、11月の段階でこのくらいのことは書かれていたんだなあ、とそういうことに感心する。今年になってから「こうやってブログを利用しよう!」的な本がたくさん出ているけれど、なんかここに書いてあることで十分なような気が...。
書きながら考える、他の世界を知る、自分のことを知るってことが、自分にとってのはてなの楽しみ(と憂鬱)だ。たとえビジネス用途だったとしても、「検索に引っかかりやすい!千客万来!」といった文句で釣るのは詐欺だと思う。
- 相手が答えたくなるようなコメントを、あなたは出すことができますか?
- たった一言のコメントによって、まったく別な世界につながるドアの存在を教えてもらったことがありますか?
- エントリーの中に書かれた小さなキーワードから、大冒険がはじまった経験はありますか?
☆確認したこと:自分の使い方はメモ、データベースとしての使い方である。コミュニケーション力、コメント力は弱い。
☆役にたっていること:アクセスしてきた人の検索語をたどると、自分にとっても役に立つ情報を拾えることが多い。
☆やってみたいこと:実況中継。写真。
☆やってないこと:どの本にアクセスが多いのか実はちゃんと把握できていない。本のタイトルそのものへのアクセスは見ればわかるのだが、ISBNコードへのアクセスは、タイトルに変換しないとわからない。
☆その他欠点など
実は、「テーマを絞る」ということが大事だということは、何を読んでも書いてあることなのだが、最も基本的なこの部分を私はほったらかしにしている。何もかも中途半端という欠陥を取り去ると私には何も残らないので。
選択の基準は明快です。自分というフィルター(人格)を通して、さらにエントリーとして紹介するだけの価値を自分が付加できるのかどうかです。
付加価値。難しい。
☆この本で言及されているサイトと本(気になったもの)
- 「B-log Cabin TP」モバイル機器、デジタル機器レポート http://minami.typepad.com/
- 「now and then」 http://raizo.daa.jp/
- 『日記力』阿久悠著、講談社、06/2003、ISBN:4062722011
- 「Aki's STOCKTAKING」 http://landship.sub.jp/stocktaking/