役に立たなきゃ、お金にならない

頭痛を押して、午後から明治大学法科大学院公開講座JASRAC寄附講座第一回。今日は概論で講師は中山信弘先生でした。行政書士に登録して一年目に法律研修講座を受けたのが、まさにこの場所。研修いくら受けても金儲けには結びつかないのはもうわかってるんですが、はてなに足を踏み入れて以来、いつも気になっている著作権。ましてや「映像コンテンツ」がテーマとあっては、やっぱり受けておきたい気持ちが勝って(無料だし)。これから冬までレースとかち合うのは痛いけれど、たまには流行に合わせてみるのも良いかと。

確か、はてなの方の告知を見てこの講座に申し込んだと思ったけれど、今となっては誰だかわからず。ごめんなさいです。

中山先生の講義は大変聞きやすかった。例えば、頭の中で「次の文章は『しかし』で始まるはず」と漠然と予測していると、その通りに文章が流れてくるのでノートが取りやすい。頭の中がまとまっている人なんだろうなあ。概論がよくわかったような気がする。

戻ってから打ち合わせ一件。ここ数日しゃかりきで相談相手を探した甲斐があって、5人目にしてやっと、「可もなく不可もなく」以上に相談に乗っていただける相手が見つかる。自分のことなら自力でなんとかするけれど、依頼人のこととなると、知恵袋なしでは動けない。結果として、母親の竹馬の友を頼ることになってしまった。

気楽だから、と一人で優雅に暮らしていたつけは、「誰にも頼らない」「誰からも頼られない」「誰からも何も言ってこない」今につながる(といっても、それは学生時代からそういう感じではあったけれど)。でも、それじゃ仕事にならないのよ〜。依頼が来るとか来ないとかの問題ではなく、一人では問題を解決できないという意味で。非力を恥じる。

「すっごーく嫌な性格だけど、でも仕事はアレに頼まざるを得ない」っていうくらい優秀だったら良かったのになぁぁ。と、二十歳の頃から思ったまま、能力も精神年齢もちっとも育たずに今に至る。