終日セミナー

語尾が整わないけれど、眠いので寝ます。

有明TFTにて終日「Search Engine Strategies Conference & Expo 2005 Japan」。ひまに任せて4つもカンファレンスをはしごしたところ、頭ふらふら。何の義務もないのに朝の11:00からちゃんと出席できたのは、先着2,000名様Yahoo!トートバックプレゼントに誘い出されてのこと。満員の会場では椅子がわりになり、帰りは駅まで傘代わりになり、重宝しましたよ。しかし「あの紫は持ち歩くにはちょっと」と言ってた人もいました。

今年度のテーマは「Webの勝ち組になるためのマーケティング戦術」ということで、当方はウェブにもマーケティングにも関わりはないのだけれど、検索エンジンなしでは仕事も生活もなりたたない。検索エンジンが、検索するためだけの道具からマーケティングの重要な道具になったおかげで、検索エンジン各社はNo.1を目指してサービス向上にしのぎを削り、Yahoo!で言えば検索性能が良くなるばかりか、私の好みをきっちり把握してマイ・サーバント、じゃなくてマイ・エージェントになってくれるのだそうだ(personalization)。

Googleは、集めた情報を共有するために「Google in a Box」という箱を開発したと発表してました(共有化)。ただし、英語を通訳なしで聞いたので詳細はわからず。

で、賢くなった検索エンジンをみんなが使うようになったら、マーケティング会社の出番。SEMSEOの活用を通じて、今後はリスク管理ブランディング・モバイル対策等が考えられるとのこと。

「熱心にメモを取る人」してましたが、単なる備忘用。あ、そういえば、これに参加しようと思った間接的なきっかけは、数週間前、早稲田大学の山名早人先生(『Google Hacks』の翻訳者。二版近々出るそうです)のセミナーを聞いて面白いと思ったからだった。忘れてました。面白い話がたくさんあって、でも、公式サイトを見ても公開されてない情報だったので、残念ながら書けなかった。

最後に、なんとなく心に残ったのは、パネリストの方が何年か前、初めて米国のオーバーチュア本社を訪問した際、「本当にSEMで1,000人もの社員が働いている」現実に衝撃を受けたという話。話をなさった方は、今ではそれがご自分の現実になっているのでしょうが、私にとっては、検索エンジンやらウェブ・マーケティングの会社が世界を動かしている、というのはやっぱり少し不思議だ。

はにゃー。篠原涼子ちゃん見損ねちゃった。