月までの距離と変わらない

ここ数日ライコネンのことばかり書き、さらに集めた画像をスライドショーで見ていたら、なんか恋しくなってしまった(あほー)。キミが本当におちびさんの時に表彰台に乗っている画像があって、一番高いところに立っているのに、二位、三位のお兄さんたちと同じくらいの高さしかなかったりする。「こんな小さなときから一番だったのよねえ」としみじみするけれども、もちろん当時のキミを知るはずもなく、2001年鈴鹿で観戦したにもかかわらず、青いユニフォームを着ていたはずのキミのことなど、さっぱり記憶にない(ハッキネンに替わって翌年からキミがマクラーレンで走るというアナウンスはかろうじて覚えている。そしてあの、レース後の異様なミカ・コール)。

誰かに仮託することの無意味さ。「好き」と書けばすき、「嫌い」と書けばきらい。それでも、自分だけはちゃんとわかっておこう。好きの幅は、腕を広げたとき、どれくらいなのか。そして、恋しい自分はさみしいということ。