2005/07/22

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 外国人女性や児童を性的搾取などの目的で送り込む人身売買(トラフィッキング)の撲滅を目指した改正刑法・入管難民法が12日から施行される。人の売り渡し行為自体を罰する「人身売買罪」を新設、摘発強化を狙う。ただ、複雑な経路で出入国する手口は捜査当局も把握しづらいことが多く、海外の捜査機関との連携など今後の課題もある。
 警察庁によると、2004年に全国で摘発したトラフィッキング事件は79件。従来は人の売り渡しや買い受けを直接取り締まる規定がなかったため、このうち約30件は入管難民法違反を適用した。02年12月にコロンビア人女性7、80人を売春させたブローカーの男(33)を摘発した際も、同法違反容疑で立件した。 (07:01)