関門海峡再び

全日本F3第13〜14戦を見るために、山口に出発。7:45羽田発JALに乗り、9:15頃山口宇部空港着。一緒に観戦する方々にピックアップしていただき、MINEサーキットに向う。途中ところどころで局所的な豪雨。応援するINGINGの安岡秀徒君は雨を好んでいるけれど、こちらは晴れ女なんだよなあ。案の定、10時頃MINEサーキットに着く頃には雨は上がってました。

今日と明日の予選が始まり、安岡君の予選順位はそれぞれ11位と7位。相変わらず直線でのスピードは伸びないけれど、「じれったくなるほどの走れなさ」からは脱出した感じ。午後の13戦決勝ではスタートでうまく何台かかわして11位から8位に浮上。ここ数戦の苦闘を思うと、淡々と破綻なく走っているというそれだけのことが嬉しい。明日は7番グリッドから。穏やかな安岡君の表情を見ても、明日はいけそうな気がする。

そういえば、先日22歳を迎えた安岡君のためにファンの方がバースデイ・ケーキを作って持ってらっしゃったので、ピットウォークの時間中に皆がハッピー・バースデイを歌ってお祝い。今年が良い年になりますように。

レース終了後は、宿を取ってある下関に移動。夕食のために唐戸市場に出かける。亀山八幡宮の祭礼に合わせて海に花火が上がるのを、ふぐを食しながら眺める。豪勢だなあ。実は、今年の5月に関門海峡を挟んだ門司に遊びに来たので、対岸から眺める門司の明かりが懐かしい。香港もそうだけれど、茫漠と広がる水平線よりも、私は湾の方が好きなのかもしれない。この景色をもう一度見ることも、今回の楽しみの一つだったのかな。

宿に戻ってテレビをつけたら、大森望さんの姿を思いがけなく発見し、なんだか心が安らぐ。たまたまさっきまで、一緒にいた方々と「愛について」語っていたので、「フランケンシュタイン」が心にしみる。大森さん、着てらしたTシャツは、スタイリストさんが用意したものでしょうか?いつもより男前。