満鉄調査部

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"東アジアの国際関係の底に現在も横たわる「満洲」の歴史的意味を初めて真っ向から問うた、満洲をトータルに捉える初の試み。2002年刊『環』Vol.10の特集「満洲とは何だったのか」を単行本化。"

"南郷竜音を通じて「満洲国」建国後の満鉄調査部の活動を探り、満洲国から日中戦争にいたる時期の中国東北の金融状況について考える。また、南郷竜音文書の特徴なども紹介し、実際の文書自体も日記の部と書類の部に分けて収載。"

"日本の「満州」支配史研究や、七三一部隊研究、満鉄調査部研究、中国側研究者による満州国経済研究など、近年の最新研究動向を幅広く取り上げ、今日の到達点を紹介する論文集。"

"東大新人会時代から社会主義運動に身を投じ、三・一五事件での検挙、入獄、転向。満鉄調査部での仕事と敗戦後の引揚げ。激動の時代を自らに忠実に生きようとした二十世紀知識人の回想記。勁草書房1986年刊の再刊。"

"満鉄が国内政治と外交に与えた影響を多角的に論究する。後藤新平満鉄調査部をはじめ、「満洲国」治外法権撤廃など、満鉄の抱えた各時期の重要問題を取り上げ、その様相を検証。満鉄・植民地研究に新たな一石を投じる。"

"満州鉄道とその傘下各機関の生成・発展・消滅の過程を克明にたどり、その全体像を俯瞰的に詳述すると同時に資源略奪や本支線の鉄道用地の買収、附属地の経営などにも触れ、華工の労働実態や抵抗の姿をリアルに描き出す。"