プラハの春

書影をクリックするとbk1の紹介ページに、ISBNをクリックすると、はてなの紹介ページに飛びます。

"1989年の政治革命の担い手たちは、21年前のさまざまな思想を、それぞれの方法で引き継いで新しい条件のもとに実現しようとしている。「プラハの春」と89年の「11月革命」は内容の差こそあれ、そこにはいくつもの連続性を見出すことができる。"

"“プラハの春”はアカートの白い花が肩にふりそそぎ、モルダウは静かに流れる。毎年行なわれる「プラハの春」の初日には必ずスメタナの「わが祖国」が演奏される。チェコスロヴァキアの生んだ偉大な作曲家達とチェコに足を踏み入れた音楽家の足跡をたどる。"

"ソ連軍の戦車によって圧殺された「プラハの春」以後、不当な弾圧下にも、常に人間の良心にもとづく政治を指向して市民運動の先頭に立ち、ついにチェコ・スロヴァキア大統領に就任した不条理劇作家ハヴェルの精神的発展の軌跡の記録。"

"68年の「プラハの春」以来、東欧民主改革の指導者と仰がれてきた著者の自伝。現代史における数々の貴重な証言とともに、歴史の流れに翻弄されながらも真実を追求し続けた政治家の波乱の生涯を伝える。*"

"日本のみならず、世界のいたるところで既存の体制と権威に対する告発や異議申し立てが連続した「1968年」。エピソードで終わらせてはいけないあの時の世界的意味を、あらためて問い直す。*"

"パリ解放、エルベの握手、日本降伏、プラハの春ベルリンの壁、オズワルド射殺、ベトコン処刑、月面着陸…。世界を揺るがせた17枚のスクープ写真。その撮影秘話と被写体・撮影者のその後を追って世界のあちこちに取材を敢行。*"

"中世の街並みにはロックが鳴り響き、家庭には電子レンジがどんどん浸透していく。民主化革命による政治経済、社会の激変に揺れ動くチェコの人々の姿を描く。〈ソフトカバー〉"

"あの頃キミは革命的だった! 東大闘争、パリ5月革命、プラハの春金嬉老事件、3億円事件、連続射殺魔、水俣病の「公害病」正式認定などの起こった1968年を、多くの写真と証言とともにふりかえる。〈ソフトカバー〉"

"「プラハの春」から30年。チェコの自由化運動をつぶしたものは何だったのか。ヨーロッパの中央に位置し、東西対立の最中、大国に睨まれたチェコスロバキアを舞台に繰り広げられる国際政治サスペンス。"

  • オンライン書店ビーケーワン:ホッケー69 『ホッケー69 チェコと政治とスポーツと』曽我部司著、TBSブリタニカ、2000.7、ISBN:4484002116

"「プラハの春」の翌1969年、ストックホルム。アイスホッケー世界選手権でチェコスロバキアソ連と激突した…。チェコ人にとってのホッケーの意味を追求したノンフィクション。第9回開高健賞奨励賞受賞作品。"

"ベトナム戦争プラハの春学生運動…60年代後半から70年代の現実をアーレントはどう考えたのか。情況への鋭い発言、世界への根本的な問いを投げかけながら「政治とは何か」を論ずる。73年刊の新訳。〈ソフトカバー〉"

"すべてを失った男が彷徨のすえ、熱帯で見出した無垢な愛と自己の再生。国際政治に翻弄された元エリートが直面した、危険とロマンスを描く長編小説、「プラハの春」「ベルリンの秋」に続く第3弾。"