一日目

昨夜以来の頭痛が残るまま、やっとの思いで起きて、午前中から午後にかけて入管その他。夕方から教習所入り。

学科の講義に入る前に、ここ一週間のスケジュールを組んでもらう。一日2時間程度、お昼を中心に組んでもらおうという心積もりでいたのだが、「毎日実技2時間+学科を入れられるだけ入れていかないと、とてもじゃないけれど早期取得は無理ですよ」と、困ったような諭すような口調で担当の方がおっしゃるので、「早起きは無理なんです!」とはとても言い出せず、相手の言うがままにコマを埋めてゆく。朝一から学校なんて、大学受験予備校以来。

最初の2時限は、ガイダンスと適性検査。記念すべき最初の講義を一緒に受けたのは9人で、うち女性7人。オフシーズンのせいか、女性の姿が目立つ。都内に53校ある教習所のうち、この学校は、卒業生の合格率は高く、事故率は低いことがわかる。ラッキー。オートマで最短で合格した人の教習日数は18日とのこと。

適性検査というものを最後に受けたのは、まさか小学生のとき?当時から「絵合わせ」系は苦手で、接続詞を選ぶような文章系で点数を稼いでいたのに、視覚重視の問題しかない。まあ、当たり前だが。結構一所懸命解いたのに、どれも規定時間内に半分以下しか終わらなかった。軽くショック。ロールシャッハもどきの「この絵は何に見えますか」問題は回答が3択になっており、どの回答も変すぎて焦る。挙句の果てに訂正しまくる。「怪獣」という回答は1箇所しかなかったが、どれも怪獣と違うのか?最後は質問がたくさん続き、「夜中に人気のない道路で赤信号になったらどうするか」みたいな質問にも、心のままに答えておいた。

最後の1時限でシミュレータを使った模擬教習。わーい、ハンドルだー。教官が、ドラマの『東京湾景』で仲間由紀江の相手役だった人をもう少しハンサムにしたような人だった。(11/17)