いやー、いい感じだ。「アンフェア」。つい原作も図書館に予約しちゃったよ。しかし、ドラマとタイトル違うせいか、そんなに予約入ってないね。ちなみに原作は秦建日子ブログあり)『推理小説 (河出文庫)』だ。『最後の弁護人』の人。本人の脚本じゃないけど、スピード感があってよかった。

なんといっても篠原涼子。華も実も一人で背負って、おおかっこいい。しかもあのたわわな胸は何事!?きれいなだけの、なんでそこにいるのかわかんないような女の子の脇役が出てこないところも潔い。男性陣がまた渋いし。瑛太、いい役もらえてよかったねえ。「ガキはお呼びじゃないのよ」ってのが台詞だけじゃないわけだから、怖いでしょうねえ。

この人が出てくると有り難味が増すような気がする(私だけ?)西島秀俊は果たして殺人と関わりがあるのか?来週が楽しみ。

「Ns’あおい」はちょっとどうかと思いつつも、「アンフェア」の前だからだらだらと見てしまうのかも。ついでに月9の「西遊記」、冒険活劇は不得意で、「西遊記」も「スターウォーズ」も全く知らない私としては、ここらあたりでちょっと見ておくかな。北方謙三の『水滸伝 1 曙光の章』傑作だっていうし、金庸の『射雕英雄伝―金庸武侠小説集 (1) (徳間文庫)』も気になるし、たまには冒険活劇イヤーもいいかな。

予告探偵―西郷家の謎 (C・NOVELS)』読了。この人の小説は、いつも映像が美しい。『月読(つくよみ) (本格ミステリ・マスターズ)』は(既に筋は忘れちゃったけど)、去年読んだミステリのベスト10に入るかも。『ハイドゥナン (上) (ハヤカワSFシリーズ・コレクション)』読了。「細菌が地震や噴火を引き起こす」メカニズムはよくわからないけど、「宇宙戦争」で宇宙人が敗退したのも細菌のせいだったもんね。科学への愛とアニミズムとしっかりかっちりな文章は読んでいて安心。