F3の開幕戦が10時に始まるのにぼんやりしていて、サーキットには着いていたのに見損ねた(どうしよう。怒られちゃう)、という夢を見ながら延々とうなされた後、目が覚める。うーん、車世界からのお呼びが。安岡君元気?えっ、グアムでトレーニングキャンプ!?聞いてないよ〜(当然だけど)。

洋画を見ていると、そこここに、ただ車に乗っているというだけではなくて、運転の技術に言及するシーンが出てくる*1。「Mr.&Mrs. Smith」でも冒頭に、夫婦生活を運転に喩える場面が。昨日の「名探偵ポアロ:ホロー荘の殺人」でもヒロインの不器用さを印象づける小道具として車が登場していた。しかし、ぶっとんでいるのはこの間予告編で見た香港映画の「忘れえぬ想い」。ミニバスの運転手をしている婚約者を突然の事故で亡くしたヒロイン(セシリア・チャン)は、ミニバスを修理し、運転手として生きていこうと決心する。っていうあらすじなんだけど、いきなり運転手になった彼女、そもそも運転に関してはど素人。で、予告編でも、乗客いるのに運転は杜撰もいいとこ。画面に釘づけの私が抱いた最大の疑問は「香港には二種免許ってないの?」。セシリア・チャンはこの映画で「香港アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞」取ったらしいし、野崎歓も絶賛なので見に行く予定です。映画館は渋谷の「シアターN渋谷」。「ホテル・ルワンダ」もここ。

インフルエンザ大流行のニュースに、「老人にだけ感染するウィルスをばらまく」っていう小説だか漫画だかがあったよな、と思う。「老人にはぽっくり死んでもらいましょう。本人のためにも社会のためにも」っていう小説(『破裂』)を書いたのは久坂部羊。機能しなくなった部位は切ってしまいましょうっていう『廃用身 (幻冬舎文庫)』がデビュー作。怖いもの見たさもあるし、自分が考えるえぐいことを特定しておきたいという思いもある。

*1:アメリカで7歳の男の子が車を何キロだか運転して御用っていうニュースが昨日流れてましたね。