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オリンピック観戦で体力を消耗したので、今日は仕事も暇だったことだし一日寝ていた。オリンピック中にこんなにテレビを見るのは、さすがに初めてじゃないかな。といっても、ほとんどはBGMでNHKの衛星放送に合わせているだけなんだけど。オリンピック以外の番組を見たのは、火曜日の「アンフェア」だけという徹底ぶり。
バラエティに代表される、出演者が大騒ぎする番組は苦手なので、NHKのオリンピック中継は仕事のBGMにぴったり。といいつつ、NHKのアナウンサーで、「美談」やら「メダル」やらで気持ち悪い盛り上げを試みる人がいて(不発だよ。残念でした)、ちょっといらいらした。1局くらいは淡々と放送してほしいものだ。「あっ。なんとメダル獲得だ。こいつは驚き!」くらいの方が、選手も落ち着いて演技できるのでは。5位の実力の人に、メダルを強制するなよ。
昨日の日記で男子フィギュアスケートの感想を書いているので、今日はその関係のアクセスが多かった。上位選手のうち、はてな全体での言及率が最も高いのは多分プルシェンコ。次点で高橋大輔、ジェフリー・バトルあたりだろうか。銀メダルのステファン・ランビエールのはてな内の記事が少ないのは、「ランビール」と割れているのかな。
gooブログサーチによる検索結果(ブログすべて)
- プルシェンコ 3,120件
- ランビエール 693件
- ランビール 279件
- ジェフリー・バトル 624件
- ライサチェク 119件
- ライサチェック 91件
- ライザチェク 76件(10時間後に追加で検索)
- ライザチェック 96件(10時間後に追加で検索)
- ジョニー・ウィアー 316件
- ジョニー・ウェア 63件
- ジュベール 498件
- マシュー・サヴォイ 13件
- マシュー・サボイ 33件
- 高橋大輔 4,518件
ブログでは「ランビエール」、ニュース関係では「ランビール」の表記が多いステフについて、ちょっと残念な記事を見つけてしまった。テントウムシだけじゃなくて、女の子も好きなのね。
フィギュアのレベルを上げる一方で、ドイツでは彼氏も捕まえた。彼女と同じフィギュア選手で、現世界王者、スイス代表の“イケメン”スケーター、ステファン・ランビエール(20)だ。
「彼女はぞっこんでしたが、彼がルクセンブルク代表のフロール・マクスウェルと浮気している現場に遭遇。『あんな娘のどこがいいの!』と目を逆さにして詰め寄った。最近ではファンも、意外に勝ち気な女だ、という評価に変わってきています」(事情通)
「【トリノ五輪・世界のスーパースター】カロリーナ・コストナー(女子フィギュアスケート)」(ゲンダイネット http://gendai.net/?m=view&g=sports&c=040&no=20531)
オリンピック中継の合間のCNNで紹介していた「HOTOLYMPIANS」のサイトには、似たり寄ったりでブライアン・ジュベールの記事が(http://www.hotolympians.com/)。彼の場合驚かないけど。
昨日、国立情報学研究所の高野明彦教授の講演を聞いたばかりなので、「Webcat Plus」に、上記のゲンダイネットの記事をまるごと放り込んで検索をかけてみた。検索結果は上位から順番にこちら。
- 『女子フィギュアスケート―氷上に描く物語 (角川oneテーマ21)』
- 『フィギュアスケートへの招待 (エトワールブックス)』
- 『フィギュアスケートの魔力 (文春新書)』
- 『フィギュアスケート選手名鑑〈2006〉』
- 『新版 フィギュアスケートへの招待 (エトワールブックス)』
- 『君なら翔べる!―世界を魅了するトップスケーターたちの素顔』
- 『五十嵐文男の華麗なるフィギュアスケート (エトワール・ブックス)』
- 『日本フィギュアスケート トリノ五輪&世界選手権応援ブック』
- 『FIGURE SKATING 美の世界―Beauty on Ice』
「文章をまるごと」入れられるのが便利。関連の本が検索できると同時に、キーワードが抽出されるので、「googleで検索をかける前に、webcatでキーワードを抽出する」という使い方もお勧めとのことだった。
BBC SPORT Formula Oneから「Novice Ide joins Sato at new team」(http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/motorsport/formula_one/4653086.stm)という記事を放り込むと、『Grand Prix 2005 : the official ITV sport guide』をはじめとしてF1関係の本が出てくる。検索結果を「日本語図書」と指定すると『 グランプリ・イラストレイテッド年鑑〈2004〉』が出てくるといった具合。つまり、なんだかきちんとわからない外国語の情報(フランス語やアラビア語もOK)を放り込めば、日本語の関連書を探してくれるわけだ(適合率をはかる程度の読解力は必要かもしれないけれど)。検索結果と同時に表示される「関連ワード」で絞り込むと、より適合する結果が得られる。本の情報には目次情報が含まれている。残念なのは、「〜年以降の本」という指定ができないところかな。
もう一つ「新書マップ」の方で「オリンピック」で検索をかけると、「スポーツを考える」「スポーツに勝つ」「スポーツルール」「汚職」「古代ギリシア」等のテーマが関係してますよ、という結果が。その中で「スポーツを考える」の書棚を選ぶと『スポーツイベントの経済学―メガイベントとホームチームが都市を変える (平凡社新書)』や『スタジアムの戦後史―夢と欲望の60年 (平凡社新書)』『スポーツを「視る」技術 (講談社現代新書)』などが。
といった感じで、すっかり夜型になって、オリンピックをBGMに遊んでいる週末である。