両手に荷物を抱え、上着を口にくわえて歩く男の人を見た。駅の階段で前を行く人は、タカシマヤの紙袋の底が抜けていることに気付いていない様子だった。腰掛けた電車の座席の前に立ち、図々しい気配を放つ老人を無視していたら、降り際、「思いやりがなければ不幸になる」と宣告を受けた。

今年一番、不快指数の高さを感じた一日。夜更けの雨で、暑さがやっと少しやわらいだ。今日行ってきた友人の写真展については、また明日にでも。

青山ベルコモンズのフェリーラから、バーゲンのお知らせが届いている。明日から。フェリーラは通常、定番の靴の値段は下げないので、あえて行く必要はないのだが、1,000円のギフト券が同封されてきている。どうしようかな。ワコールのバーゲンは行かなきゃ。化粧品の補充。麻のジャケットを一枚。SDメモリーカード。マウンテンハードウェアをたくさん置いているところないかなあ。登山靴、本当に必要?店員さんに聞かなきゃ。

洋物のカメラバッグというジャンルを、これまでちゃんと見たことがなかったので、偵察に出かける予定。お楽しみ。「ドンケ」と「ロープロ」というブランドがちょっとそそる。カメラを収納するのに、ウエストポーチだけは絶対に持ちたくない、だけど、首からぶら下げたストラップが安定しないのは、山登りでは落ち着かない、と思って探していたら、2ちゃんねるに「カメラバッグを持ちたくない人のバッグ゙スレ 2本目」というのがちゃんとあった。

友人夫妻と話し込んでしまったせいで、宅配の時間に間に合わず、カメラとの対面は持ち越し。忙しかった6月が、やっと終わる。たった3ヶ月で金剛地の声に陥落。