今現在も鬼のようにブログに書き込まれつつある「京極入手報告」を、指をくわえて見ている哀しい夜である。あーあ、書店に並んでいるのに、私が予約を入れたアマゾンの出荷予定日は09/28。ということは、手元に届くのは29日である。bk1では「24時間以内出荷」に切り替わっているから、予約入れてれば明日には届いてただろうなあ。

本当に、毎度のことながら、アマゾンには顧客を大事にする姿勢が感じられない。

それならなぜ、オールbk1で注文しないかといえば、アマゾンの方がポイントが貯めやすいから、の1点につきる。たとえば、bk1とアマゾンそれぞれで行っている10%還元サービスだが、bk1の場合、「1回につき」「税抜き10,000円以上の和書の購入」につき、1,000円分のギフト券かbk1ポイントをプレゼントするというもの。これに対してアマゾンのプログラムは、「ひと月の間に」「本または和書またはCDを」「税込み10,000円以上購入」の場合、1,000円分のギフト券が還元される。なお「税込み5,000円以上10,000円未満の購入」に対しても、アマゾンでは500円のギフト券が還元されるというシステムだ。

ただしアマゾンでは、ひと月に何万円分注文しても1,000円分しか還元されないのに対して、bk1は、1万円以上の購入に対して何度でも1,000円が還元される。そういう意味では、ひと月に何万円も和書を購入する人は、心置きなくbk1で買い物すればよい。ブリーダープログラムに参加していれば、自分で購入した分についても3%還元されるしね。

しかし、このところの私のように、リアル書店で慌てて購入する仕事ユース以外、ひと月に1〜2万程度しか本を注文できない身としては、和書やら洋書やらCDやらをちまちまと購入しつつ、購入金額を積み上げていけるシステムの方が有難いのである。

ということで、夏からこっち、アマゾンで合計1万円程度買い物をしては、ギフト券で電化製品を買う。多少高めの和書はbk1でまとめて買う。bk1ポイントは非常時に備えてため込む。という購入パターンが定着している。

「ヘルス & ビューティー」なんてジャンルまで取り扱うようになったアマゾンにbk1が太刀打ちできるのか、と常々心配しているのだが、「10%還元」以外では書籍を買わなくなってしまったことを考えると、街の本屋が持たないのは当たり前だろうと思う。

やっと打海文三の新刊が出た。でも、このシリーズは「とっても好き」というほどではない。有難いことに、予約がそんなに混まない人なので、多分図書館経由で読むでしょう。10/03の特番を前にして、『アンフェアな月-----刑事 雪平夏見』リリース。表紙も前作よりは多少いい感じ。前作では安藤は死んでいなかったので、その辺りがどうなっているのか非常に気になる。買う余裕はないかなあ。こちらはめちゃくちゃ予約が混みそうなので、図書館に入るのを待たず、速攻でリクエスト票を出さなきゃだな。