今期はドラマの皆勤視聴はなし。のだめをちょこちょこ見たり。玉木宏、別に惚れ直さないけど、生来のちょっとダサさが抜けきれない感じが、クラシック界の王子様としては適役かも。

今夜の草なぎ君のアルカイック・スマイルには、主役の貫禄を感じた。脚本と脇役陣に恵まれなければシリーズとしての成功はなかったかもしれないけれど、要になっているのはやっぱり草なぎ君の存在なのねー、と改めて。

テレビの部屋で深夜もPCを叩いているおかげで、無料で見られる時代劇チャンネルで、好きでもない時代劇を毎夜見ている。昔の時代劇って初めて見たけど、生きて生命をつなぐこと自体があまりに切迫していて、とても娯楽番組だと思えない。自分が生まれる少し前あたりの作品。「子供を助けてほしければ、座頭市を殴り殺せ」と命じられて、村人が最初はおずおずと、途中からは狂ったように棍棒で打ち据えるところが、とても恐ろしかった。

このまま見続ければ、伝説の市川雷蔵サンとお会いできるかも。