frenchballoon2007-03-20


福岡は朝から快晴。来福以来、雨こそ降らないものの、肌寒いはっきりしない天気が続いた後で、今日は本当に春らしく暖かい良い天気だ。体調もすっかり良くなったけれど、前夜3時までネットカフェで作業していたので、若干眠い。母を送り出した後、荷物を詰めたりしていたら、あっという間に11時を回ってしまった。11時半に個展の会場に到着し、母やスタッフに最後の挨拶をして、天神から地下鉄で福岡空港へ。

福岡には筥崎宮宗像大社香椎宮を初めとして、由緒のある神社がたくさんあるのに、家族がらみの旅行では、全く出かける余裕がない。別に縛りがかかっているわけではないのだが、たまにしか顔を見られない家族なので、まあ、親孝行を優先せざるを得ないわけだ。九州国立博物館も、次回までお預け。1万円で福岡釜山往復というプラン(http://www.jrbeetle.co.jp/)も、かなり乗り気だったけれど、いくらあまり興味のない韓国とはいえ、やっぱり2泊3日くらいは費やしたいかな、と思ってこれも見送り。西日本新聞社から目と鼻の先にある警固神社あたりのインテリア・ショップすら、全く覗く機会はなかった。結局今回の旅行で足を向けたのは、個展会場以外では、春吉あたりの飲食店とスーパー、天神のキンコーズインターネットカフェ、ショッパーズの百円ショップと中央郵便局、大丸と三越の地下食品売り場、それで全て。まあ、いいか。今回の旅行の目的は、地元を離れて初めて福岡で個展を開く母のサポートだったし、目的は多分果たしたのだから。

明日の休日を前に、半日だけでも東京で作業できるように、1:15分発の飛行機を予約していたけれども、今日はリサーチのリクエスト無し。後は帰るだけである。珍しく、空港に出発50分前に着いたので、窓際の席が取れた。窓からは地上が思いのほかくっきり見え、関空セントレア空港が映ったので「鈴鹿サーキットが見えないかな」と身を乗り出したけれど、判別できず。富士山は雲に隠れていた。

家に戻って母からの電話を受けると、私が福岡の宿泊先の鍵を持ったまま帰ってきてしまったことが判明。母は、予備の鍵を貰い受けに、某所まで出向いたとのこと。行きこそタクシーを使ったが、帰りは西鉄バスで帰ってきたという。思ったより大丈夫だったようだ。案内状の葉書に使用した絵が売れた由。なんとなく、これからまだ数点は売れそうな気がする。レイアウトを変更するにあたって、一点一点、念をこめてきたからね。

夜は、フィギュアの世界選手権は適当にやり過ごし、楽しみにしていた『ヒミツの花園』最終回。今期の一番お気に入りは、実はこれだった。いかにもちゃらい設定に、当初は見るつもりもなかったのが、一度見始めたら結構気に入ってしまって。脚本の永田優子さん、よく知らないけどいいんじゃないでしょうか。陰のある、煮えきれない善人に堺雅人はぴったりだし、脇が真矢みき寺島進ってのも、実は豪華。顔がなんだか変わってしまった釈ちゃん、痛々しい感じが実は昔から好きだ。本郷奏多君、これからチェックね。

いろいろ無事でありがたい。夜は早めに寝る。