F1バーレーンGP決勝

アロンソって、優勝しても5位で終わっても、いつも「ベストを尽くした」感じがするんだよね。なんか、焦らなくても大丈夫って思わせてしまう安定感は、やっぱり「現役王者」の貫禄なんだろう。

そのアロンソに、マシンの不調という不運を割り振って、3戦連続の表彰台をもぎ取ったハミルトン、ここまで実績先行しちゃうと、叩こうにも隙なさすぎ。ハミルトンを押さえた人が主役、みたいな今期の流れは、全く気に食わないことだ。でも、文句のつけようがないんだよねえ(嘆)。賢そうなハンサムだしさ。今期、「3連続表彰台」なんて可愛い記録で終わってはくれないだろうなあ。

そして、正当な理由もなくマッサの足を引っ張る方針の私ではあるが、今日はやっぱり褒めてあげたいかな。スタートをちゃんと決めて、同じ失敗はしないことを証明してみせた。失点を早いうちに取り返すってのは、大事なことだ。五月蝿いイタリアのスポーツ紙を黙らせる勝利だね。

我がライコネン様は、今回はすっきりしない結果で残念。前回は、車のペースが上がらないのが見えていたから、3位でも納得だった。でも今回は? 本当に3位がベストの結果だったの? 今度こそハミルトンとバトルをやるのかと思ったら、むしろ離されちゃって。予選での最高速度は一体なんだったのかしら。ぶうぶう。

3戦が終わった時点で、ドライバーズ・ポイントは、なんとアロンソライコネン・ハミルトンの三者が、22ポイントで並ぶという結果に。単独じゃないとはいえ、ハミルトンがポイントリーダーだよ。頭痛い。マッサが17ポイントで4位。ハイドフェルドが15ポイントで5位。今期はこの5人が表彰台の常連になるんでしょうね。

ライコ、開幕戦で見せた「主役オーラ」がちょっと薄くなってない? 妙にお行儀のいい発言も、らしくない感じ。マッサと仲良くちまちまチームプレイに励んでる場合じゃないって。飲んだくれてもいいから、お願い、派手に勝って。