会合続きで疲れた週末。編集/会計作業付き。いつもは飲み会には参加せず、とっとと帰ってしまうのだが、相談とはいえないような相談に、ご好意で謝礼を払ってくださる方がいらしたので、二晩とも軽く飲んで帰った。代金の合計がちょうど謝礼の金額と同じ(二晩とも女性割引適用)。なんだかすっきり。でも、二晩めの「和民」は、冷やしたビールの凍ったぱりぱり部分が、変な味だった。ビールくらい、普通に美味しく飲みたい。やっぱりチェーン店はやだ。

土曜日は、八重洲コンタクトレンズの「4月生まれの方、コンタクト用品1,000円分差し上げます」の最終日だったけど、無理して早起きしたら、夕方まで持たなかった。このところ、「ただで得する」キャンペーンを逃しがち。3月の「クレジットカード10回使用ごとに500マイルキャンペーン」をうっかり申し込み損ねたのは痛かった。実家が遠い私にとって、マイル獲得は切実なのだ。

今日は、久しぶりに髪にメッシュを入れなおした。前回のメッシュが明るすぎたので、今回はオリーブで妥協。塗ってるときはどう見ても緑だけど、抜けると赤みの強くない茶色になるらしい。グレーとかブルーとか、本当は好きなんだけどな。

久しぶりに時間が空いたので、ラフォーレFINAL HOME、TRIPPEN、SOPH、と回った後、原宿二丁目商店街を抜けて青山に戻り、GALERIE VIE、マルタン・マルジェラを覗いて渋谷に移動。久しぶりにラフォーレを見て回って、今年は、私好みのゆったりてろんとした服が流行っていることを知る(遅い!)。しかも、いつぞやの年のように、やたらと飾りがついてたりしない。3,000円程度で好みの服がいっぱい。素晴らしい。だけど買わない。

たとえゆったりの服でも、「やせている人が着ることを前提としたゆったり」は、「入るから着てみた」んじゃサマにならないから。先端から細い腕と脚がすっくと伸びているからこそ似合う服なのだ。若い人の、「若いから丸い」腕や脚も、それはそれでいいものだけど。中年太りの体型を救ってくれるのは、腕のいいパタンナーさんがサポートした服だけなのだー。

思いのほか時間がかかり、渋谷に移動したのは7時前。「今日は無理だろうなあ」と半分あきらめていたら、やっぱり無理だった。『恋愛睡眠の勧め』。シネマライズは水曜の女性割引がなくて、日曜最終回のみが1,000円なので、この時間を狙うなら、遅くとも1時間前到着が必須。

そちらは来週に回すとして、そのままパルコでH.P.FRANCE、再びFINAL HOMEMOVIDAでドリスとハイダー・アッカーマン。

服を見て回って足が痛くなったのは久しぶり。でも、文句なく楽しい。それぞれの店の、服に入れ込んでいる店員さんに話を聞くのも楽しい。「買わなくてもいいですから、着るだけ着て行ってください」と親切にも言ってくれる若い店員さんたち(いつからかなあ、ほとんどの店員さんよりも自分のほうが年上になったのは)に、「お金を稼いだらきっと」と心に思う初夏の夕暮れ。

青山で見かけたお地蔵様は、定番の赤いよだれかけじゃなくて、夏らしいボーダーの服と帽子をかぶってた。目カメラで記憶。