午前中は二日分のbk1の新刊チェック。午後は、会報誌に使用されると思われる写真をpicasaで編集して、ウェブアルバムにアップ。これまでウェブアルバムは「LUMIXCLUB」を使用していたのだが、久しぶりにアクセスしてみたら異様に重くなっていてとても使う気になれず、picasaに切り替えることにしたのだった。簡易印刷用だから、画素数はそんなに要らないだろう。picasaは、素人が必要とする編集機能は大体押さえていて、「明るさ調整」「自動色調整」「傾き調整」「色温度調整」辺りを使用することで、ひどい写真もかなり見やすくなる(あと一つ、塗りつぶしの機能があれば完璧なんだけど)。といっても、元の写真があまりにひどいと、補正できる範囲はかなり限られる。今回編集した写真もそう。ピンぼけと蛍光灯下での不自然な発色は、ちょっと救いがたいものが。下手だねえ(→自分)。

夕方からはひとまず作業を切り上げて、お出かけの準備。久しぶりの安岡秀徒組招集である。晴れたのでとても久しぶりにワンピースに袖を通し、まずは日本橋高島屋で食料の買出し。「鉄火巻きとかっぱ巻き」が今回の担当分だが、予備知識のないジャンルだし、築地まで買出しに行く時間はなかったし、ということで、とりあえず高島屋の地下の「寿司岩」でお茶を濁す。「茶巾」とかで調べれば、もっとそれらしいものが見つかったかなあ。

折詰を三つ包んでもらって、安岡君宅まで移動。レース観戦のために何度も一緒に遠征した懐かしい面々と顔を合わせる。安岡君と会うのは、3ヶ月ぶりくらい。ただ、ブログをちょくちょく更新してくれるので(http://blog.hidetoyasuoka.com/)、あまり久しぶりという感じなし。その他の人たちは、去年の9月以来(そんなに経ったのか!)。ワインとシャンパン、安岡君のお母様の手料理、その他持ち寄りの食料を頬張りつつ、それぞれから、引越しや就職が決まったり、車やバイクを買い替えたりと、時が流れていることを感じさせる近況報告が。私はあまり変化なし。あ、限定解除取れたんだっけ。普通だったら「なんでマニュアルなんか取るの?」と言われることが多いこの件に関して、「マニュアル乗ってる?」「やっぱりマニュアルの方が楽しいよ」という会話になるのは、車に一家言持つこの人たちならでは。「この人たちと会ってなかったら、今でも運転免許持ってなかったかも」と改めて思ったことだった。学生さんの一人は、来年から某自動車メーカーの開発に携わることになる由。彼が昔から車が好きだったのかどうかは知らないけれども、きっと、彼にとっても、安岡君に出会ったことは、なんらかの影響を与えているのではないかしら。

そういう、出会うことで自分が変わるきっかけになる、人や集団(そしてタイミング)がある。自身が強い磁力を持つ安岡君にも、そんな出会いがこれからたくさんありますように。

安岡君が一滴もお酒を飲まないのを見ていて、某大酒飲みフィンランド人ドライバーの話をしてみたところ、「やっぱりお酒はドライバーにとっても良くないんじゃないですか」とのこと。歳を取るにつれてお酒が弱くなるのは、自分で日々実感しつつあることなので、ライコネンはまだ27歳とはいえ、禁酒したほうがいいかもしれないなあ、と本気で思った。まあ、私が思っても仕方がないことですが。「それでなくとも、あの太り方はまずいですよ」。うんうん、ルックスにも影響大だし。「バラストの調整範囲が15キロと5キロじゃ、レース戦略にも影響しますし」。そうだったのか!

去年の同僚のスーティルや、カート時代に一緒に走っていた仲間がF1で走っているのを見るのは歯がゆいと思うけれど、カートやフォーミュラカーに乗った人にしかわからない視点を彼は持っているわけで、そういう意味でも、彼のF1解説ブログを読むのは楽しい。レースに出ていない今こそ、どんどん書いてほしい。

11時過ぎに、楽しい夕べもお開き。良い風が吹いていたので、最寄駅の一つ手前で地下鉄を降りて、遠回りして帰った。「次に何に挑戦しようかな」と、久しぶりに思った。