あまりに暑くて、神輿を担ぐ人たちに降り注ぐ水も、熱湯に見えてしまう。本祭りは来年。

明日で終了の『スキン+ボーンズ-1980年代以降の建築とファッション』展を見に、国立新美術館へ。これでも少なくなったのかもしれないけど、お客さんわさわさ。日展水墨画展関係のお客さんが入り混じって、目がちかちかする。ガラス張りの館内は、容赦のない日光と人いきれで、いまいち涼しくない。敷地の向こう側に、青山墓地がひっそりと広がる。別世界と隣り合わせ。夜と昼の差も激しそうだ。

『スキン+ボーンズ』展、想像していたものから外れない。カタログ売り切れ。一人、印象的な香水をつけていた人がいて、あちこちでその香りに遭遇するので、なんだか途中から香り探しゲームになってしまった。割とあっさり犯人は特定できたけど。普通にファッション好きそうな男の子だった。

ミッドタウンを通り抜けて、橡町公園で六本木の異界ぶりに目を奪われ、氷川神社日枝神社と回っても、午後の陽光は衰えない。今日でさらに陽に焼けたかも。久しぶりに八重洲ブックセンターをのぞいて、仕事の本とか。あちらこちら目が泳ぐ。まあ、あと1週間くらいかな。