苦悩する優等生又は級長
・『天才ファミリー・カンパニー1』二ノ宮知子、ソニー・マガジンズ、11/1995
『のだめカンタービレ』が図書館にないので、とりあえずこちらを読んでみた。美人のキャリアママと東大なんかメじゃない、ハーバードに楽勝で入れると自負しているハンサムな僕、しかし!ママが選んできた再婚相手は売れない作家しかも子連れ。のーてんきほのぼの系乱入者たちに僕は耐えられるか?
うーん、似たような話あったような...。「なんなんですか!あなた方は!」と絶叫するまじめな男と「ホホホ」又は「ハハハ」と高笑い又は大笑いする周囲、この記憶はデジャヴュであるはずがない。
と言いつつも、災難に巻き込まれるまじめな級長で今思いつくのは、活字ですらなくて、ウォーターボーイズの去年の放映バージョンで瑛太君が演じていた級長役くらいだ。このサイトで読んだ本をちゃんと残すようにしたら、少しは記憶力も良くなるだろうか。
ところでこの作品については、もう続きは読まないかも。
『平成よっぱらい研究所』ほどのインパクトはないや、と思ってしまった。
関係ないけど『平成〜』の文庫版が出るのを待っていたら、出たのはこれ。
こ、これは買えん、とあきらめ、BookOffで古い版を探して購入したのでした。