老人は若者に金をよこせ。若者は起業しろ。
『稼ぐが勝ち』堀江貴文、光文社、2004
『100億稼ぐ仕事術』堀江貴文、ソフトバンク・パブリッシング、2003
一日おいて思い浮かぶ感想はこれ。堀江貴文二連発。だって図書館に一緒に届いちゃったんだもん。マイクロソフトは嫌いだと思いながらエクセルを使っているように、ライブドアが特に好きでなくてもユードラは使っている。気づかないうちにライブドアに侵入されつつあるのではないか、ということで読んでみた。
特に独創的なことは書いてない。二冊とも内容はほぼ同じ。味もそっけもない「100億」よりは、ですます調で、僕のようになってねと書いてある「稼ぐが勝ち」の方がいいかな。「"そうなるはずのもの"を実現していくのがビジネス」というのは、なるほどと思った。
うん、他人に使われるというのは搾取されることだよ、というのはわかる。搾取の度合いが低いほうが、腹が立つ度合いは減る。金は大切だ。若い頃苦労した老人は、若者に雑巾がけをやらせようとするから注意!...知ってる。