珍しく朝から晩まで忙しく

知り合いのお嬢さんを連れて法律扶助協会へ。法律扶助とは「自分では弁護士や裁判所の費用を支払うことの困難な人のために、公的な資金で援助を行う制度」のこと。

何ヶ月か前に相談を受けた当初から弁護士にお願いしたほうが良いのはわかっていたのだが、費用と効果を考えると簡単には踏み切れない。そうこうするうちに彼女の家族が病気で手術する事態が起き、これまで通り働くのは難しいだろうということになった。家族の収入が減ったのは大打撃だが、扶助協会の援助の条件をクリアしていることに気づき、先日無料相談、昨日は援助の諾否を決定する審査会に出向いた次第。極貧というほどではないが、困っていることが明らかだったせいか、審査自体は簡単に通った。しかし協会は基本的に費用を「立て替えて」くれるだけなので、彼女は今後、月に5千円なり1万円なりを分割で支払っていくことになる。20歳の娘さんにとっては大きな金額だ。

このところ彼女が「今後はPCの操作を覚えて、事務系の仕事に転職したい」と口にするようになったので、審査後は銀座のDellSofmapビックカメラを回ってPCの品定め。「安くで良いスペック」よりも見かけが気になるのは、まあ仕方あるまい。

省庁と図書館をいくつか回って、夜は久しぶりに会う友人とコリドー街の「くいどころBar焚膳」で飲み会。初顔合わせの弁理士さんを紹介していただく。話上手なその方を中心に、3人で大いに飲んで食べた。おいしいお酒でした。