ついに8巻まで - 私はどこに立っているのか

ったく　お前はホントに天才作詞家だよ！！スガシカオも真っ青だ！！

という台詞があって、東村アキコもシカオちゃん好きなんだあ、と嬉しくなる。個人的には、『アフターダーク』に「バクダン・ジュース」が出てきたときよりも全然嬉しい。

このシリーズ最初は、サザエさんとおんなじで、登場人物は永遠に年を取らないまま、適当なところ（3巻くらい？）で終わるのかと思っていたら、「スタイル抜群で大喰らいの美少女ユカちゃんのきせかえごっこ」という設定を食い破り、夜中におもちゃの兵隊が踊り出すように、登場人物はてんでに話をつむぎ始めてしまった。きっと、当初の編集者の意図とは違うよね。

お笑いも描けちゃうからこその「ユカちゃん」シリーズだけど、同時収録の「ドライアイス」のような恋愛物がこの人の本領。ユカにどういう恋愛をさせるつもりなのか、非常に楽しみになってきた。

＜追記＞東村アキコがブログを持っていたとは（http://yaplog.jp/higashimura/）。週刊モーニングで連載開始らしい。
「ユカちゃん」の感想、ちゃんと書いている方がいらしたのでリンクさせていただきます。http://d.hatena.ne.jp/marron555/20051118