七日目

学科が残り少なくなってきたので、今日は午後からの講習だった。10時まで寝られて幸せ。

1限目は学科で3回お世話になった若い先生。冗談の一言も口にしない、なんだかぶっきらぼうな先生だなあ、という印象があって、多少警戒しつつの乗車。でも、外周を1周しながら「クランクとS字以来、今までどうやってハンドルを切っていたのかわからなくなってしまった」と話したら、もう一度、手の持ち方から説明してくれた。いや、しょっぱなの模擬講習でも、W教官の講習でもやったんですが、あまりに道を踏み外していたので帰ってこれなかったんですよ。「回転数」と「手の持ち替え」がやっとつながって、やっと心の平安が。結構上手だ。察することと、説明することが。と伝えたら、予想外に嬉しそうにしていた。ああ、ちょっと不機嫌そうな表情を崩さないのは、若造と思われたくないせいだなと気づく。

2限目は、見覚えはあるけれど、教わるのは初めての教官。突き放すような言い方をするけれど、この方も教えるのは上手だった。要領の悪い頭は、一つ動作が増えるだけで処理しきれなくなってしまう。何に混乱するのかを、この先生もよくわかっていて、簡潔に説明する。わからないことは説明してくれるが、不注意や考えなしには厳しい。「教科書で復習して、シミュレーションしといてね」と帰り際に一言。前の時間も合わせて、今日は体が賢くなったような。

明日は、ハンドルやアクセルの動作が少なくて済むように。カーブのタイミングとハンドルの切り方、左右への寄せ方、どこで何を確認すればいいのか、を一つ一つ確定させなくては。しかし、睡眠時間足りないんだよなあ。2限目まで集中力持つかしら。

2コマ学科を受けて、とりあえず第1段階の学科終了。