なんでかわからないけれど帰省する感じの流れにならない。元旦はあきらめるかな。何日経っても、JALとNorthwestのマイレージカードが見つからないのだ。もちろん問い合わせをして会員番号を教えてもらえばよいのだが、そういう感じでもないんだよな。強制力が全く働かない場合、物事が動きにくいという実例。

父母は70歳を超えているので、なるべく顔を見るようにした方が良いのかもしれないのだが、おかげさまで両人とも息災。兄と二人して「人並みに結婚したり子供を設けたり(盆正月に実家に帰ったり)する可能性は、うちの兄妹に限っては有り得ないよ」という教育をここ20年ほど行ってきたので、多少のことでは子供たちは顔を見せないという覚悟ができている。故に元気である。私には、たとえ独身であっても、父母のそばで暮らすという選択肢はない(多分兄も)。家を抵当に入れるでも何でもして、つましい中でも楽しみを見つけ、二人で元気でいてほしい。

「会わない時間が長くなれば、その人がこの世にあるかどうかは、さしたる違いではないよ」と兄は言う。そこまでは悟れないけれども(なんだか悲しくなってきちゃっちゃ)。

悲しくなったついでに、ビートルズホワイト・アルバムを注文。「# レボリューション9」から「# グッド・ナイト」への流れは、諸行無常は多分そんなに悪いことではないのだという、明るいあきらめの心地がする。