頭痛をジャスミン・ティで抑えながら、男子フィギュアのフリー待ち。4年前はヤグディンがいたから、彼の演技を見られさえすればそれでよかったのだが、今年は誰を応援しているかというと...。特に本命はいないのよねえ。

プルシェンコは凄い。でも愛は感じない。上位陣はそれなりにみんな魅力的だと思うけど、強いて一人挙げるとしたら、ステファン・ランビエールに勝ってほしいかな。ことスケートに関して言えば、私は、奇をてらわないストレートで力強い滑りが好きなんだと思う(ケレン味たっぷりが好きなジャンルもあるんだけど)。

高橋大輔も、滑りは嫌いじゃない。ということが今回初めてわかる。だって去年まで、まともに滑れている姿を見たことなかったんだもの。今回は何かやってくれそうな充実した「気」を感じるので、何時間か後の本番が楽しみ。関西脱力系が日本の男子フィギュアに新しい歴史を開くか。といっている間に、フリーが始まる時間だ。