野球興味ないんだけど、今度はイチローが「向こう30年は日本に勝てないと思わせる勝ち方をしたい」という発言をしていたと知ってびっくり。発言の対象が韓国ではなかったにせよ、聞かされた側が「何様?」と思っても仕方ないかも。挑発抜きで、プライドと不退転の覚悟を表現する方法はなかったのかなあ(イチロー、嫌いじゃないから比較的やんわり)。これが個人対個人の闘いなら、一方が多少物騒な物言いをしても「あらあら」で済ませるんだけど。やっぱり、チームスポーツって苦手。

...ライコネンはどんなときでも「こんな屈辱はない」なんて口にはしないような気がする。誰かに負けたとき、彼にとって重要なのはいつも「負けた」ことであって、「負けた相手」ではない。内心ではどうだか知らないが、その点に関する彼の発言の潔癖さが好きだ。

今年の表彰台候補がきれいに8番手まで揃った感のある、今日のマレーシアGP決勝スターティング・グリッド。ロズベルグが2戦目にして、ウェバーの上に来ちゃったか。初入賞の年齢はバトン(20歳67日)に届かなかったけど、アロンソの初表彰台記録(21歳237日)は破る可能性あり?ウィリアムズがシリーズ後半まで戦力を維持できればの話。

シリーズ前半でチャンピオン候補が何人も出てくるのは、レースの面白さという点ではむしろ望ましい。鈴鹿までもつれれば尚可。今日は7位スタートのライコネン、「ミハエルに有終の美を飾らせよう」なんて思わず(いや、彼はそんなこと思ってないだろう)、今年は勝とうね。これから地上波見ます。