トリノでかなり堪能したので、フィギュアスケートの世界選手権は男子のフリーだけ見ればいいや、とかぼんやりしていたら、見事に見損ねてしまった。気合が足りないとこういう羽目になるのね。NHKだったら総集編があるところだけど、フジテレビにそれを期待するのは間違いなんだろうな。まあ、時間知ってたとしても、うちのテレビデオではリアルタイムの録画しかやったことないし、今さらビデオテープなんか増やしたくないし、テレビまたはチューナーの買い替えは、地上波終了後と思ってるし...。きっとその頃には、オリンピックも世界選手権もデジタル・アーカイブ化されてて、「ソルトレークヤグディンが見たい」とかって思ったら、1演技100円とかでダウンロードできるようになってるんでしょ。

それはともかく、今日エキシビションで初めてトリノ後のランビエールを見て、へろへろになってしまった。知らない間に桜満開、みたいな。この子、トリノ前は、どちらかといえば「少年」な感じだったよね?どちらかといえば、真面目さの勝った。バトル寄りのポジションから、一気にジュベールを抜き去り、怪しいサンデュをものともしない色男になっちゃったよ。おなかとおへそで悩殺。シンプルなニットとジーンズなのに。あの丈を指示したやつは出てこーい。

これ以上は進化しないでほしいと願う私であった。お願い。帝王にはならないで。

村主嬢は立ち直ったようで。悲愴感が薄まったのもいい感じ。来年の世界選手権は東京らしいので、そこで勝つまで涙はお預けということで。そして、来シーズンこそ太田由希奈ちゃん復活だ。

<追記>ステファン・ランビエールエキシビションで滑っていた曲は、こちらのサイト(http://blog.goo.ne.jp/blacksheep_alii/e/00c23a3a81841c0572737400b105d161)によると、Gavin DeGrawの「I Don't Want to Be 2」という曲だそうです。口ずさんでたね。踊ることが好きで、好きな曲で踊れて、一番を取って、幸せで、ってのが伝わってきました。