梅酒日和

PCはまだ正気を保っている。昨日、前回PCが壊れたときに購入して封も切らずにいた外付けHDDをついに開封してみた。USB接続だからそのままつなげばいいのかな、と思ったら、やっぱり、本体と周辺機器の電源を一度は切らなきゃならないらしい。DELLのお兄さんも、今度落ちたら正常に起動する保障はないと言っていたので、仕方なくDVD-Rを買ってきたのだが、今度は「このPCでは使えません」との表示。もういいや。その辺でCD-Rを買ってこよう。

ついそこにある図書館に出かけられない。仕事の依頼も、なんだか頑張れない気がしてお断りしてしまった。「何があっても何とかする」つもりであればいろいろなんとかなることは経験上わかっていて、それでも立ち往生する。人間関係に閉じ込められて。勝手に。一人でいないと自由を保てないところが私の不自由なところだ。

明日レースに出かけるにあたって、もちろん雑用が終わるかどうかが一番の問題なのだが、目下私を悩ませているのは梅である。こないだお参りした寺でおじさんが梅を収穫していて、「今年は大豊作で捨てるほどあるので、ぜひ持って行け」と分けてくださった。「梅酒なんか誰でも作れるから大丈夫だよ」と友人は言うけれど、少なくとも、梅酒用のびんと酒と氷砂糖を買ってこなければいけないんだよね?

ああ、梅が汗をかいている。生きているものはしゃべらなくてもわがままだ。この切羽詰った状況で、梅酒をつける算段をしなければならないとは。