クリスマスに届く物を何であれクリスマス・プレゼントと看做すならば、今現在、うちの玄関に居座っているのがそれだと言えないこともない。新しい冷蔵庫である。壊れてすぐに買い換えなかったツケは、飲食費のみならず、体重と体調に多大な影響をもたらしたことを忘れてはなるまい。この期に及んで、どうか初期不良なぞ起こしませんように。

昨夜お掃除している最中に、AirHのPCカードアダプターの発掘にも成功。これでやっと、新しいノートPCも「ただの箱」から「考える人」に昇格。今まさに、ベッドの上で日記を書いている。速度が遅いのは相変わらずだが、速度さえ気にしなければ、仕事もはてなも対応可能。これでやっと、どんな場所でも(通信が可能なら)PC系の作業はできるように。個人事業者になって11年目。悠長なこと。

あと2日もしたら、長時間用バッテリも届くはず。次に泊りがけで旅行に行くのが楽しみだ。ところで、やっとの思いで発掘したPCカードアダプタは、カード製造元のセイコーインスツルメントで2,000円で売っていることがわかった。私は、ウィルコムのサイトしか見ていなくて、どこにも売っていないと勘違いしていたのだが、考えてみたら、カードのオプションはメーカーが販売しているに決まっている。ビックカメラでもヨドバシカメラでも、こんな単純な回答を貰えなかったんだよな。ユーザーサポートに電話一本を惜しんだ私の負けである。

人より要領が悪いのも、人より睡眠時間が長いのも、まあよしとする。でも、来年からはもう、何かを探すことにこれ以上時間を費やしたくない。それだけは努力することにしよう。

お掃除の合間に『現代思想の遭難者たち 増補版』を投げ出した雪辱戦で『女には向かない職業1 (創元ライブラリ)』『女には向かない職業2 なんとかなるわよ (創元ライブラリ)』を読了。てっきり女性私立探偵の話だと思って借りてきたのだが...。それでも、大沢在昌の近作よりは楽しめた。