ここ20年、年末年始に読んだ最初と最後の本
去年読んだ本に順位をつけるのは面倒なので、とりあえずはエクセルに入れている読書リストから、ここ20年の、その年に読んだ最初と最後の本を書いてみる。きちんと手帳に記録を残し始めたのは、このリストにある1987年から。年に2冊のリストでも、なんとなく傾向は見えるもんだ。地上化への流れが如実に見えるなあ。
どうやら、年末にマーサ・グライムズを読む風習があったらしい（自分のことなのに覚えていない）。もう新刊出さないのかな。
- 1987年1冊目『バルコニーの男 (角川文庫)』マイ・シューヴァル/ペール・ヴァールー著、高見浩訳、角川書店
- 1987年114冊目『エレンディラ (ちくま文庫)』G・ガルシア=マルケス著、鼓直/木村栄一訳、筑摩書房
- 1988年1冊目『アリシア故郷に帰る (サンケイ文庫―海外ノベルス・シリーズ)』ドロシー・シンプソン著、佐々田雅子訳、サンケイ出版
- 1988年122冊目『カルテット』ジーン・リース著、岸本佐知子訳、早川書房
- 1989年1冊目『ウィチャリー家の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 8-1)』ロス・マクドナルド著、佐々田雅子訳、早川書房
- 1989年164冊目『フツウの男をフツウでない男にするための54章 男たちへ (文春文庫)』塩野七生著、文芸春秋
- 1990年1冊目『暴走 (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 1-13 競馬シリーズ)』ディック・フランシス著、菊池光訳、早川書房
- 1990年134冊目『ヨーロッパの危険地域―東欧革命の背景をさぐる』イヴァン・T・ベレンド著、河合秀和訳、岩波書店
- 1991年1冊目『耳証人―新・人さまざま』エリアス・カネッティ著、岩田行一訳、法政大学出版局
- 1991年100冊目『異人論―民俗社会の心性 (ちくま学芸文庫)』小松和彦著、青土社
- 1992年1冊目『見つかっちゃった (Hayakawa Novels)』エリノア・リプマン著、酒井洋子訳、早川書房
- 1992年128冊目『風花の舞』榊原姿保美著、太田出版
- 1993年1冊目『「古き沈黙」亭のさても面妖―警視リチャード・ジュリー (文春文庫)』マーサ・グライムズ著、山本俊子訳、文芸春秋
- 1993年96冊目『風の王国 (新潮文庫)』五木寛之著、新潮社
- 1994年1冊目『「悶える者を救え」亭の復讐 (文春文庫)』マーサ・グライムズ著、山本俊子訳、文芸春秋
- 1994年93冊目『日日雑記』武田百合子著、中央公論社
- 1995年1冊目『フェデリコ・カルパッチョの極上の憂鬱』フェデリコ・カルパッチョ著、木暮修訳、幻冬舎
- 1995年92冊目『立花式読書論、読書術、書斎術 ぼくはこんな本を読んできた (文春文庫)』立花隆著、文芸春秋
- 1996年1冊目『巴里ごよみ』早川雅水著、青蛙房
- 1996年78冊目『「本」はこう買え!こう読め!こう使え!―鷲田流役立つ読書術』鷲田小彌太著、大和書房
- 1997年1冊目『自由な仕事と稼げるパソコン』船田巧著、アスキー
- 1997年108冊目『不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か (新潮文庫)』米原万里著、新潮社
- 1998年1冊目『ポストモダニストは二度ベルを鳴らす―90年代文化論』ギルバート・アデア著、池田栄一訳、白水社
- 1998年164冊目『正しく生きるとはどういうことか』池田清彦著、新潮社
- 1999年1冊目『スノウ・クラッシュ』ニール・スティーブンスン著、日暮雅通訳、アスキー
- 1999年269冊目『「超」旅行法』野口悠紀雄著、新潮社
- 2000年1冊目『総合商社プロフェッショナル。―15人の三菱商事マン、ビジネス最前線からのレポート。』一志治夫著、エスクァイアマガジンジャパン
- 2000年184冊目『工学部・水柿助教授の日常』森博嗣著、幻冬舎
- 2001年1冊目『「鎮痛磁気ネックレス」亭の明察 (文春文庫)』マーサ・グライムズ著、吉野美恵子訳、文芸春秋
- 2001年221冊目『ゲッベルスの贈り物 (創元推理文庫)』藤岡真著、東京創元社
- 2002年1冊目『天を衝く〈上〉―秀吉に喧嘩を売った男・九戸政実』高橋克彦著、講談社
- 2002年231冊目『行政書士になって年収1000万円稼ぐ法―開業初年度からキッチリ稼ぐためのマル秘ノウハウを徹底伝授! (DO BOOKS)』丸山学著、同文館出版
- 2003年1冊目『夢熊野』紀和鏡著、集英社
- 2003年334冊目『行き先選びの超カタログブック〈vol.5〉スポーツ観戦とギャンブルで選ぶ世界の旅 (行き先選びの超カタログブック (Vol.5))』ロム・インターナショナル著、東京書籍
- 2004年1冊目『きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)』西尾維新著、講談社
- 2004年306冊目『丹生都比売』梨木香歩著、原生林
- 2005年1冊目『世界が完全に思考停止する前に』森達也著、角川書店
- 2005年 不明（はてな書きで忙しかったので、記録が残っていない...）
- 2006年1冊目『館島 (ミステリ・フロンティア)』東川篤哉著、東京創元社
- 2006年236冊目『レインツリーの国』有川浩著、新潮社
