F1中国GP決勝

ライコネン、おめでとー! 単独5勝目だぜ。「フェラーリでの勝利」もだんだん板についてきた、そういう笑顔だったなあ。この数年を見た後だから、「安定感」こそが、何よりしみじみ嬉しいんだよなあ。

だけど「年間チャンピオンの可能性が高まりました!」ってのは嘘だね(フジテレビは勢いでいい加減なこと言うんだから)。アロンソは4ポイント差だからまだしも、7ポイント差じゃなあ。もう一度ハミルトンがリタイアしない限りは無理でしょ。こうなったらブラジルではアロンソに行かせて、ライコネン、マッサで、死力を尽くしてハミルトンの前でフィニッシュしてもらわなくては。

そのくらい、ハミルトンが前に行くってのは、心情的に許せないのよねー。もともと年功序列重視の性格ではあるのだ。リタイア後のハミルトンは、年相応にかわいい、そして経験の足りない若者らしい顔をしてたけどね。騙されるもんか。私自身が、才能のある若者たちに過去散々苦しめられてきたので、せめて、趣味の世界の中くらい、年長者が「実力で」がつんと行ってほしいのだ。

まあ、ブラジルでは、そういう小細工無しで、堂々とライコネン1位で構わないんだけど。とにかく、ハミルトンに1位は取らせるな。それだけ。

ヴェッテルって、フロックじゃなさそうだね(今さら)。スピードの更迭も仕方なかったか。今回6位のリウッツィに取って代わるもう一人のセバスチャンはどうなんだろう。ハミルトンに気を取られている間に、それ以上の才能が育っているとしたら怖い。ロズベルグあたりまでは、「まあ、楽しみねえ」くらいなもんで済んでたんだけどな。