留守電の主は、金曜日にFAXを入れた原稿の提出先。「もー後は、手を入れたければ好きにしてください」ってな感じで送ったのに対し、「自分がインタビューした3人のトピックが小さすぎる。顔写真と個人名も入れたいから資料を送れ」とのこと。そんなに大きな扱いにするとは聞いていなかったので、こういう意見もありました、程度に抑えておいたのが、思っていたのと違っていたらしい。「今帰国したところなんですよ。帰ったら資料FAXしときますから」。

訂正が入りそうな第一部は、念のため木曜の朝にFAX入れといたのに、どうして私が国内にいる間に言ってくれなかったのさ。と思うが、まあ、全部まとめて見たかったんだろうし、「週末見ればいいや」と思ったんだろうし、そもそもこちらが月曜まで海外とは知らせてなかったんだから仕方がない。本当なら出国前金曜の午後某所で会える予定が、あちらの会議がキャンセルになっていて会えなかったのも敗因。

で、気が緩んで友達に電話したり親に電話したりしてたら、結構遅い時間になってしまった。今日発売の雑誌から記事を1点FAXするリクエストが入っていて、どこぞのキオスクなりコンビニで買えばいいや、と思っていたら、閉まっていたり置いてなかったり。深夜まで開いている書店にはぎりぎり間に合わない。今日は朝から晩まで後手後手。

確か渋谷と大塚の山下書店は24時間営業だったはず。タクシー往復で数千円、郵便局に郵送の手配でまた数千円費やすくらいなら、レンタカー借りても同じか、と思って、自宅に荷物を落とした後、24時間営業のニッポンレンタカーへ。ここは自宅から一番近いレンタカー会社なのだが、なんだかすごく殿様商売で、値引きやキャンペーンの情報が全然引っかからないため、これまで使ったことがなかった。「こんな時こそ」と店に入ってみると、「平成19年9月1日以降東京都内営業所におきましては、ご出発、ご返却のいずれかが23:00〜翌日4:59にかかる場合1,050円(税込)の深夜貸渡手数料を申し受けます」とある。こういうのが、客の足元を見るってやつ?

軽自動車は6時間でも12時間でもレンタル料は同じなので、どうせなら12時間借りておこうと思ったら、「朝から別の方の予約が入っております」。どこまでも役に立たない。とはいえ、今はここで借りるしかない。免責保証に加入して、たかだか6時間のために7500円だかを支払う。

旅行前は毎日2時間、旅行先では毎日4、5時間の睡眠時間で、今ハンドルを握っている私。大丈夫か? カーナビの扱いで30分ほどロスした後(前の人が設定した目的地が残っていた)、大手町あたりを北上して、文京区役所を経由して大塚まで。やっと目当ての雑誌を購入。近所まで取って返し、コンビニの駐車場で雑誌をめくってみると、それらしい記事がない。何事? ノートPCを立ち上げてメールをチェックすると、ついさっきの時刻で「ごめんなさい。別の雑誌でした」。で、もう一度大塚まで。今度はちょっと賢くなって、都心は通らないようにする(神経の使い方が全然違う)。もう一度雑誌を買い直し、コピーを取って、本体は集配局で投函。ガソリンを補充し(初めてセルフを試してみた。簡単)、車を返して、やっと自宅に戻り、FAXを2件送信し(午前中は寝ています、と追記)、メールして午前6時。

疲れた。でも実は、こういう非常事態、嫌いじゃない。(12/22更新)