12時間缶詰めで取材。議場封鎖で投票が2回?だったかな。流会にならなくて良かった。テープの聴き返しがもう大変。当事者は目の下に隈。

「政治的な場所」というのは、規模の大小に関わらず、どうしてこんなに楽しいのか。個人的には権力を取ることには全く興味がなく(むしろ参謀とかフィクサーに憧れる)、会社の派閥がどうしたこうしたには「けっ」としか思わないのだが、公的な性格が強まるにつれて、わけのわからない魅力が充満しはじめるのよねえ。語学が早道だと思ったんだけどなあ。

社会主義体制下の芸術家保護、国家規模で援助が行なわれるF1、政治とエンターテインメントの関わりは殊更に、昔も今も私を惹きつける。それにしても、個人のささやかな生活の営みに、昔も今も全く興味がないというのは、多少の弊害を引き起こす。まあ世の中は「非日常好き」な人間向きになりつつあって、それはありがたいけれども(地方出身者と浪人生と女性に厳しかったバブル前の世界は嫌いだ)。