frenchballoon2008-08-14


ああー、なんでこんなに日本男児は競り合いに弱いんだー。もったいないー。実力は劣ってないのにー。いいゲームだっただけに、勝てなかったことがなおさら悔しい。

男子バレーの話。「勝てる実力がある」のと、「勝つ」の間の溝ね。植田監督は愛嬌があるから「メダルを獲りに行く」とのたまって5戦全敗でも、まあ許すけどさ。お気に入り越川優ちゃん(末っ子っぽくてかわいい)の超絶サーブも観られたし。サーブに安定感のある山村宏太さんを新たに覚えた。それから、中国の1番、ハンサムだ。

男子柔道100kg級の鈴木桂治初戦敗退にも、ちょっと愕然とした。せっかく3位決定戦に出られたのに、そっちも初戦敗退だったのか。解説の篠原信一さん曰く「オリンピックに魔物がいるってのは嘘です。強い選手が勝つんです」。確かに、反則でせこく点を稼いだ挙句、自分がポイントで優勢に立つと、残り時間は手を抜く、みたいな柔道はみっともよいとは思わないけど、お行儀や精神性を言うなら、強くなきゃ説得力ないよなあ。

北島康介、200も金。無精ひげを残すようになってから、生臭坊主みたいな面構えになったなと思ってたけど、昨日今日の彼の顔は、目つきが尋常ではない気がした。月面着陸して、見ちゃならないものを見て宗教に走る宇宙飛行士みたいな? 穏やかに言えば、イチロー君みたいな感じ。まあ、金メダルをいくつ獲っても現世にそのまま留まる人もいるんでしょうが、悟りの方に行っちゃう人もいるんだろうなあ。

今日は午後から、神保町さかいや、四谷デナリ、東新宿A&Fと、スポーツショップを3軒はしご(好日山荘までたどり着けなかった)。先月の鳥海山で、ストックの片方の先端部分を無くしてしまったので(下山したらいつのまにか無くなっていた)買いに行ったら、部品売りはしていないということで、買い直し。1本1,980円の廉価品なのであきらめもつくけれど、安いってことは、つまりそういうデメリットもあるんだな、と。もう1回似たようなことがあったら、あきらめて高いのに買い換えることにしよう。先日入間のアウトレットで初めて知った「A&F」(http://www.aandf.co.jp/)で、懸案だったKAVUのスローシャツ購入。ワナカシャツと一見違いはないように見えるけど、着てみたらスローシャツのほうが襟元の感じがよく、胸元にポケットもついている。厚手のコットン100なので、ハードな登山には向かないことを承知の上で、でも登山以外のアウトドアユースで長年使えそうなので敢えて購入。ほんとにほんとに、もうこれが今年最後の浪費、と心に誓って、帰りはベルクでジャーマンセットとビール。なんでこんなに頭のバランスがおかしいのかといえば、まあ、8割がたは暑さのせい。こんな自分でどうする、と思えば思うほど出費がかさむ。せめてもの幸いは、「ん。こんなものを注文した覚えはないぞ」とか「こんなものを注文するなんて、何を考えてたんだ」という事態には至っていないことくらい。その割に、キャリーケースを2つも買ってたり、「FOREATHLETE」が転がってたり、「Wii」本体+「Wii Fit」が封も切らずに置いてあったり。

自分を追いつめたい。しかし、詰めきれんのだよ。