frenchballoon2008-10-11


安岡組のメンバーが近々結婚するということで、前祝いのバーベキュー・パーティ@浦安総合公園。11時集合だったのが、雨で寝覚めがすっきりせず、まあ遅刻しても大勢に影響なしとの甘えも手伝って、タクシーも使わず、電車とバスを2回も乗り換え、柿とりんごとぶどうといちじくとみかんを買って12時ちょうどに現地到着。みんなもうわしわし食べてるかなー、と思ったら、まだ炭と格闘してた。

ちょうどその辺りから雨もあがって、無事炭もおこして、鶏やら牛肉やらソーセージやらをジュージュー焼き始めた。新郎新婦はとうに顔馴染みだし、レースに参加するご家族の中でも、個人的によくお話しする方々がお子さんを連れて参加していて、レースシーズン後にもう一度会えたのはとても嬉しい。さつまいもに手作りのサラダにおにぎりの差し入れもあって、さんまも焼いて、すごーくちゃんとしたものを食べている感じ。欧米のバーベキューでは、マシュマロを焼くのが恒例げな(いきなり宮崎弁)。お日さまが顔を出し、暑くなってきて、シャンパンを皮切りに(Aさんご結婚&秀徒君菅生最終戦おめでとう)、缶ビールを2本開けて、いくら注いでもなくならない魔法のワインボックスが登場したので、まあ1杯、と飲み始めたら、なんだかすこぶる快適な心持になり、いつもだったらワインはすぐに酔っ払うのに、ずーっと快適なまま。新婦に、昨日買ったサンタマリアノヴェッラの石鹸(ローズとミント:http://www.santamarianovella.jp/2index/index2.html)をプレゼントしたら、無事喜んでくれた。洋物の香りを嫌がる人もいるから、ちょっと危険もあったのだけれど、ちょっと怒り顔の美人の彼女から真っ先に連想したプレゼントは、「香り」系だったから。よかったー。喜んでくれて。

旧交を温める合間に、秀徒君から「調子のよしあしはステアリングで見るんですよ」とか講義を受けながら、ワンセグのTVとEeePCF1日本GPの予選チェック。Q1で振り落とされた5人目が、ワンセグの小さな画面では誰だかわからなくて、Q3になるまでずっと首をひねっていた。ハイドフェルドだったのね。ウィリアムズ組は残念ながらQ2落ち。トヨタの調子がいい。あと数分でQ3が始まるというときになって、某市長が通りかかり、結局Q3はあまりちゃんと見られなかった。ライコネン2位。予選でこんなにいいのは久しぶりじゃないかしら。マッサが5位って、これは久しぶりに良くない順位。割って入ったのが、なんとアロンソだよ。君は結局、ルノーが合ってるんじゃないのか?

F1が一段落した後は、バドミントン。主役はちびっこ二人。おやー、無心にシャボン玉と戯れている大人が約一名。シーズン終了後ならではの光景だわ。私の役立たずぶりが一際目立つこういう場所で、料理はホストとホステスが専ら引き受けてくださってるし、「切れ」とも「運べ」とも「洗え」とも言われず、ひたすらコップワインを飲み続ける。こんなにリラックスしたのは、いつ以来だか。

当方提供の果物も無事にお皿に並び、秀徒君のお姉さん手作りのケーキがデザートの締め。ちょっとお片づけを手伝うふりをした後は、海辺で写真撮影。また会いましょう。

自宅に帰ってシャワーを浴びて着替えた後は、実は夜からもう1件、知人の結婚お祝い。あれだけ飲んだ割には、外も中も異状なし。新しいブーティーを早速履いてみた。会場では、こういう会につきもののビンゴゲームもなく、参集者を引き合わせる仕掛けもなかったので、ただひたすら、知人3人で飲むだけ。自分の容姿に大変自負がある割に、女を売りにしているとみなされることを異様に嫌うお嬢さんから、いつものことながら絡まれる。「自分のほうがもてるし、仕事もできるし」と執拗に言い続けるので「はいはいその通り」と伏し目がちに答えるのだが、許してくれないんだな、これが。「自分のほうが美人。あんたの好きな男たちも、みんなあたしのもの」と言う女の子には、人生40数年、ずっと不戦敗なのである。その点を鋭くかぎつける女の子たちは、自分の優位性を証明する機会を絶対に逃さない。その嗅覚には、むしろ必死さすら感じられる。なんでいじめられながら、相手のことを慮らなきゃならないんだろう、と思いながら、これからも生きていくんでしょうな。そういうレベルで競わなきゃならないレベルってことで。しかし、どうしてこの子は、私の前では素なんだろう。「腐れ縁ってことで、ま、いいか」と思うようになり始めた。

さして交流のない新郎からどうして呼ばれたんだろう、と疑問に思って訊いてみたら、合コンに女の子を紹介したお礼だとか。なるほどー。効率を追い求めてやまない性格なんだけど、不思議に古風なところがある。「それも計算です」とか言いながら、失礼なことや、本気で気分を悪くさせるようなことをしない。

良い一日。世界と折り合える感じの。一日の終わりに、やっかいな「怒り」も「人恋しさ」も抱えていない。眠かったので、井川遥だけにして、吉高由里子はお休み。これが噂の大宮エリーか。さっそく『生きるコント』を図書館に予約。佐々木蔵之介さまは、どこに行こうとしているのだ!