昨日は一日、某所で雑用。でも、HP更新の方向性はこれで見えた。後はひたすら細かい要素を積み上げていく作業になるので、自分が楽に作業する/人に気持ちよく作業してもらう仕組みを作るのが肝心。漠然と形が見えてきたことで、他のメンバーも心なしかやる気になりつつあるような...。希望的観測かな。地味だけど、他で見たことのないことをやろうとしているので、少なくとも私は楽しい。男性陣に強権を振りかざすタイプが含まれていないので、そういう意味でもラッキーだ。

一日つぶれてしまい、夕方に急いで帰宅したけど、前日の睡眠不足をひきずって、夜の10時半まで椅子の上で仮眠。改めて原稿作り。関係者2名から翌日の朝(つまり今朝)の予定を聞き出し、原稿を見ていただくお願いをして、どうやらなんとかなりそう。後は書くだけである。気合を入れ直したおかげか、リード部分がなんとかまとまり、前半部分は3時半までに片付いた。結構余裕、と思っていたらやっぱり眠くなって7時までまたしても椅子の上で仮眠。「遅くても9時」のつもりが結局10時ジャストまでずれ込み。メールで送信してお返事待ち。お陽さまぽかぽか。気持ちいいなあ。お昼過ぎにOKのお返事をもらって、毎度恒例になりつつある月初の戦い終了。

別にフィクションを書いているわけでもないのに、「書けるところから書いていく」方法が取れず、文頭から文末まで通しで書いていくことしかできないのは、やっぱり頭が悪いせいなんだろう。以前、浅田彰のインタビューをしたという方が話していたのだが、彼のインタビュー原稿を作成するのは非常に楽で、というのも、通常のインタビューであれば、テープ起こしをした後に再構成が必要になるのに、浅田彰の場合、テープ起こしした原稿が、ほぼそのまま完成版として使用できたというのだ。話し言葉まで完全に制御できるとは。こちらは、24時間耐久レース態勢で、細いけもの道を、藪をかき分けながらようやっと登っていくしかないのに。それだけに、出来上がったものを見ると「不思議!感動!」と毎度思っちゃうんだけどさ。もう一人読んでもらいたい人がいたのだが、「送る必要ありませんからね」と、特に悪意のない横槍が入る。ま、いいか。しかし、「この人が読んでくれるかもしれない/見てくれるかもしれない」というわずかな可能性だけで生かされてるなー、このところの自分。足元が無駄に揺らぐぜ。

午後は、思うさま椅子の上で居眠り。寝ている間に「あそこはちょっとまずかったかも」と読み直すと結構ひどいミスがあったりして、油断ならない。明日の朝、もう一度正気の頭で見直さなくては。2日ぶりのベッドが呼んでいる。