空中分解してしまいそう。「孤独」と「孤高」と「孤立」があるとかっていう記述を先日読んだけれど、自分を苦しめるのは多分、「孤立」ってことなんだろうな。一人だということは、むしろ、自由で自堕落で気楽。「一人でうまくいかない」時にはじめて、誰かの存在を願い、その助けを得られないことで、「ああ、一人って寂しい」と思う。有能であれば、別に孤立してよーが、何とも思わない私でしょうよ、と自らの無能を噛み締めながら思う夜だよ。
互助精神とは無縁の、純粋に楽しみのために他人と繋がりたいっていう人の感情構造って、どうなってるんでしょう、とか思いながら、むしろそっちのほうが王道だろう、と情けなくなったり。
昔っから、「自分の問題は自分で何とかするしかないのよね」と至極まっとうな結論に行き当たっては、一人でぶくぶくと沈んでいったものではある。
「実は何も考えてないんだ」という人が実際本当に何も考えてなさそうで、羨ましい。あるがまま、受け流す。余計な意味づけをしない。臨機応変。同じ場所に頑固に留まる自分が目に見えるようだ。あるいは、自分が捨ててきた自分の体を、また着なくちゃならないのか。
一度、本気でいろいろ手放すかな。とか言ってると、仕事を手放す羽目になったり。