もう一つ

TBをいくつかいただいていたことは旅先で知っていたけれど、帰ってからちゃんと見ようということで、現在各所巡回中。

当方の書いたことに対してではなく、コメント欄についた他の方のコメントに対するTB(だと思われる)なので、どうお返事すればよいのかもよくわからなかったのだが(「実はあのとき怪しいなと思ってたんですよ」と後になってから言う間抜けさもあるし)、簡単に書いておくと、08/14の「みい」さんのコメントと08/17の「M&K」さんのコメントのアクセスログのホスト名が同一だった上に、その点について全く言及がなかったので、何もしないことにした次第。

コメントが「一方的」であることも、「匿名」「捨てハンドル」であることも、場合によっては気にならない。作家さんが一方的に自作を宣伝して行かれたときは、「自分の本がかわいいんだなあ」と悪くは思わなかったし(コメントをいただいたこと自体は嬉しかった)、「ちょっと寄ったので書いてみました」という知らない方の書き込みも嬉しい。

逆に「あなたがどういう人なのか、きちんと公表してください」という場合もあって、それがどういう場合かはちゃんと定義できないけれど、「きちんと公表する」ことについてはgachapinfanさんのところでまとめが出た。

以下、孫引きになってしまうけれど、簡潔なので、こちらから引用しておきます。

なので教訓としては、他人のブログのコメント欄で匿名のまま対象を絶賛しないことだと思った(目的と逆方向に作用しちゃう)。絶賛と叩きが匿名を駆使していろんな場所で散見されると、確実に自作自演を疑われる。あとこの場合で言う匿名とは「長期間同じハンドルで活動」していないことを言ってます。

既存メディアで活躍してない人がブログ上で信頼が得られるのは、長期間の同名での活動のみです。

そう、そして、長期間の同名での活動は、顔を隠したつもりでも、書き手がどういう人かを表してしまうのが困ったものだ。「あ、こんなものが。なんで捨ててないの」ってのが発掘されてしまうし。

gachapinfanさんのまとめは、

ということで、今回得られた教訓。
1. 本当に自分が感銘をうけた本であっても、「匿名」で絶賛するのはサクラだと思われることがあるので気をつけよう。
2. 固定HNで絶賛するときも、「こんなウザいやつが誉めるような本だったら要らない」と思われないようにしよう。
3. 本や著者への嫌がらせをたくらむ場合には、前二項をふまえて陰謀を練ろう。

自分が上げているのは本の基本的な情報にすぎないのだから、何にも巻き込まれるはずはない、なんて安心してると大間違いで、真っ先に(なぜなら「新刊memo」だから)巻き込まれる可能性があることをよく覚えておこう。