トヨタでダイハツに出会う

最後にドライブしてから1ヶ月以上過ぎてしまったので、運転を再開するのが心もとなく、思い出してお台場のTOYOTA MEGA WEBまで行ってきた。昨年の11月以来の再訪。あのときは、まさか今頃免許を取っていようとは...ってはてなでもう何回書いたっけ。しかし免許を現に入手済みなので、今日の私は「RIDE ONE」で車の試乗などをしてみるのである。

このMEGA WEBというスペースはトヨタの巨大な展示場兼テーマパークで、一堂に集められたトヨタ車の中から気に入ったものを「RIDE ONE」=「パビリオンをつなぐ全周1.3kmを2周する試乗コース」で試乗できるというシステムになっている。特に乗りたい車があるわけではなく、まあワゴンでなきゃなんでもいいや、早く乗れれば。というつもりで当日予約端末に向かったのだが、車の名前を見ても車種が全然わからない。端末機に向かった時点で1時間待ちだったのが、車種一覧表をためつすがめつしている間に1時間20分待ちになってしまった。平日でも盛況。

試乗1回につき原則300円のところが、いくつかの車種は無料になっていたので、「ベルタ」という車種を選ぶ。とりあえずは展示場にとって返して、同じ車を探し、ハンドルを握ってみる。可もなく不可もなく。これを機にLEXUSからPbまでトヨタ車を順に見て回ってみた。「お金があったら買うのに!」と思う車はなかった。一台だけ例外があったのだが、その話は後。

さて、テーマパークの中にある試乗コースなので、教習所の周回コースみたいなものを予想していたのだが、乗る前にコースを改めて確認すると、思いのほかカーブが多い。噴水の周りを一周とか、教習所のS字をゆるめにしてカーブの数は増やしたみたいな箇所があって、結構不安感を煽る。「免許とりたて、最後に乗ったのは1ヶ月以上前」ということを係の方に一応伝えて出発(後ろの方の出発を遅らせてもらったかも)。なんか、すかすかした乗り心地。ブレーキもアクセルも踏めば利くのだけれど、「踏む」と「利く」の感覚が微妙にずれる。それでもまあ、走ることは走る。カーブも曲がれる。どうしてぶつからないかは相変わらず謎だが。「自転車乗ってるとき、どうして走ってるかなんて考えないでしょう?」の感覚に少し近づいたか?

ということで、1ヶ月乗らなかったが、基本的なところは体が一応覚えている模様。安心した。ここはぶつけても免責補償されてるみたいなので、むしろ大型車を試すときに便利かも。どの程度小回りが利くかを試すのにちょうど良さそうなコース。

久しぶりに10分くらい?車に乗ってちょっと疲れたので、最寄の駅についてから、「たぐり庵」で「かき南蛮そば」。かきが6つも入ってた。美味しかった。

ところで、MEGA WEBの展示場で唯一気になった車を帰ってから調べたところ、なんと、その「COPEN」はトヨタ車でないことが判明(笑)。なぜあそこに置いてあったんだろう?威圧的な鉄の塊の中で、唯一、かわいらしかった車。軽のオープンカーってのが名前の由来らしい(http://www.ima-g.com/copen/pages01/whish_01.html)。あ、これ、2003年の日経デザイン賞をとってるんですね。RX7を「発見」したとき以来の嬉しい驚き。重くて剛いものを、軽やかに見せる。これだったら買ってもいいなあ。お金があったらね。